最近読み始めた本です。
飄々とした、しかし温かい語り口が心地よくスーッと内容が入ってくる感覚があります。
でも、今日、お話ししたいのはこちら
「幼い子の文学」の冒頭で、講話の内容を瀬田さんが幹事に相談したところ、「あなたが良くないと思うものをあげてくれ」と注文があった事を述べています。
その時、うへぇー、と感じ、
「泣かない子供」の「人食いよりこわいこと」の話を思い出しました。
これは、教育熱心なあまりに子どもの本の揚げ足取りばかりする大人たちをチクリとする文章です。
しのごの言う前に、まず自分で読んでみろと言うことです。
本当にその通りだと私も思います。
子どもを本好きにしたい!と息巻く親はどれくらいの本を読むんだろう?
そもそも、周りで面白そうに本を読んでたら、自ずとちょっと読んでみようかなぁ
ってならないのかな?



もちろん、それが幼少期なのか大人になってからなのかはその子のタイミングもあるでしょう。
娘も本が好きになってくれたら嬉しいですが、それは私が好きだからであって、彼女には彼女の時間を自由に使う権利があります

だから、私は、思わず読みたくなるように娘の前で面白おかしく読書をする事にします
なんじゃそりゃ


瀬田さんの講話も、勝手に「有害図書」を選定するのかと、身構えたのですが、話は全然違う方向に行きました。
それが、とっても面白い観点で、思わず、ほぉぉぉ
と感動しました。

その話は、この本を読了したらにしたいと思います



ところで、このタイプのカボチャって食べれるんでしょうか?




