素晴らしい役者さんが逝ってしまわれた。
残念でなりません。
あの優しい笑顔、そして役になると激しい形相で役を演じきる。
そんな役者さんでした。
死因は肝がんだったそうです。
家の親父も肝がんでした。
そして、死の直前まで普通に生活(入院はしてましたが)してました。
毎日のように顔を見に行ってました。
亡くなる、その日も私は普通に仕事に行って定時に帰宅という感じでしたから、
普通でした。
その日はたまたま、父親の兄夫婦と母親の兄夫婦がお見舞いに来てくれてました。
そして、まぁ元気だからよかったと言って一旦、帰ったのです。
私はといえば、帰宅中の車の中で携帯がなり、「どれくらいで着く」といきなり言われ。
自宅に電話掛けながら、帰宅後すぐに病院へ。
そして、私をいや・・・孫の顔を見るのを待っていたかのようにすぐに危篤。
たまに戻る朦朧とした意識の中で必死に笑顔を作ってました。
その後、30分で息を引き取りました。
緒形拳さんの訃報を聴いた時に、見事に親父と重なってしまった。
その時は、忙しくて泣けなかったけど・・・・
思い出す度に何故か泣けるんですよね。
思い出すと親父も強い人だったなと・・・
私は未だに何かあると親父に頼んでるからな・・・
強くならなきゃ・・・・
緒形拳さんのご冥福をお祈りします。