月夜が恋しいそんな時、俺はいったい何を思う?
懐かしい時代を思い 思い出に浸るのか?
今の自分を卑下し 自虐に思いを寄せるのか?
未来の自分を案じ その未来を呪うのか?
自分を創ったものを恨み、生まれてきた事を後悔しても
何も変わらない。
ならば、月よ俺に何を微笑む?
あなたはいつも俺に微笑んでいる。
もしかしたら笑っているのか?
こんな不甲斐ない生き様を晒しているこの俺のことを?
でも、俺には微笑んでくれているようにしか見えない。
それほどの優しい光を照らしながら暖かく見守ってくれる月よ。
あなたは俺に何を望むのか?
月よ知っているのなら教えてくれ、この先の俺の生き様を。
でも、いつもあなたは優しく微笑んでいるだけだね。
そんな月夜にただひたすら彷徨っている俺がいだけ・・