という本を昔読んでいたなぁ・・・と思い出した。
遺伝子というものは常に利己的であり、構成に対して優位なものを
なるべく多く残そうとしている。
それを裏付けるかのように特定の病気に関しては遺伝という特性を
持っている。
この遺伝は悪いものも残していると言えるのだが、基本的には強いものが
最終的に勝ち残る。
これが利己的と言われることにつながる。
実際弱いものは病気などで短命になってしまうわけだし、結局強いものが
残っていく。
しかし、強いものだけ残るとそれはそれで問題が起こる。
強いという概念はある一部に対して強いという概念になりかねないからだ
そうなってしまうとより強いものが生まれたときに全滅することになる。
だから常にいろいろな強さを試しながら遺伝子も進化しているのだろう。
ただひとつ言えるのは常に遺伝子のレベルではすべての生物は利己的である。
と言う事だ。
人の優しさというものもその利己的なものから生まれていると考えると
結構理屈が通ってくるからおかしなものだな。
基本的に人は自分勝手ということになってしまう。
ただまぁ・・・それはそれとしてひとつ言えるのは自分の身は自分で守る必要がある。
と言う事だ。
俺はほかの誰でもなく俺としてこの時代に存在しているのだから・・・
そしてそれが俺の遺伝子の中に組み込まれた利己的な部分だと言うことも
受け入れておこう。