前にブログにも書いた親友の話。
私の産後の辛さをわかってもらえなくて
こちらから離れるようなことをした。
友人は私が出産した約半年後に、同じく出産した。
そしたら、出産報告の連絡をくれた
びっくりした。長年の付き合いをあっさり切り落とすような私に、そのような寛大な心で関わろうとしてくれるなんて。
周りから、その友人を大切にした方がいいよと言われた。確かに、私も産後のホルモンの影響でちょっと感情的になっていたかも…。ひとまず静かにして様子をみつつ、感情的な振る舞いは控えようと思う。
さて、別の友人の話。
独身時代に職場で仲良くなって
やめてからもずっと仲良く、遠くに引っ越し離れても
時々会う時は変わらずに仲良かった友人。
その人は私より15歳ぐらい年上で
それでもお互い歳の差なんて気にならない程仲良しだった。
と、思っていたのは私だけだったのかもしれない。
産後、おめでとうのLINEが来てから、半年間お互い連絡をしていなかった。
私はとても忙しくて半分忘れていた。
なぜなら彼女と連絡する時は、いつも深夜に電話だったから。生活が一変して、深夜に起きていることもなくなったからである。
息子が6ヶ月になって、季節も装いを変えてきたので
そろそろ連絡してみようかな〜と思い、LINEした。
でも返事は、それはそれは素っ気ないものだった。
今までだったら考えられないような返事。
彼女の名前はくみこ。
くみこはとても不器用に生きている人だけど、心が純粋で子供のような人だった。
流行りの詐欺に騙されてしまうような純粋な人。
くみこは、ちょっと生きづらさを抱えている人だった。アスペルガー症候群なのかな？とずっと思っていた。
仕事でも、悪気なくやってしまう態度で
えらくお客さんを怒らせてしまい
取引停止にされてしまうようなところがあった。
そんな彼女は独身なのだけれど、
昔、ほんの一時期だけ結婚していたらしい。
そしてその時に子供も授かったそう。
時々子供の話しもした。
子供は男の子で、今は15歳らしい（当時）
離婚したときに旦那側が引き取ったと言っていた。
その時子供は6ヶ月だったって。
私の子どもが、今ちょうど6ヶ月。
想像すると…すごいなと思う。
お腹を痛めて産んだ、大切な大切な大好きな我が子
妊娠中も含めたら、一年数ヶ月
ずっと一緒だった我が子が
可愛い可愛い6ヶ月の時に自分と引き離されるなんて…
くみこは、それ以来子供に会っていないという。
厳密には、会わせてもらえない…そう。
おかしな宗教にどっぷり浸かりきっていて、
噂ではその宗教では、離婚したら全ての財産を持っていかれるのだとか…
本当かどうかはわからないけど。
時々子供の話をしたこともあった。
「いつか会いに行くんだ」
「いつか息子に会った時に恥ずかしくない母でありたい」
そんなような事を言っていた記憶がある。
くみこが急にそっけなく、冷たい態度を取るようになった。もしかしたら、私に息子ができて
とても幸せそうなのが受け入れられないのかもしれない。
だとしたら、それでいいよ。
どうか元気で穏やかにすごしてほしい。