私事です。
先日、私の姑さん(ばあちゃん)が亡くなりました。
この秋で97歳になるはずでした。
去年、じーちゃん(94)が亡くなり、ちょうど、1年後です。
通夜、葬式と進む中で、こんなに考えさせられたことは、久しぶりでした。
私の心理学のお師匠さん的存在の人がよく言う言葉。
「その人が生きてきたように死んでいく」
この言葉が、何回もずっと、私の頭の中をぐるぐると回っていました。
この人は、何を楽しみに何を支えに、生きてきたのだろうか?
昭和、平成、令和と生きてきて、周りの大人の言うままに好きでもない人と結婚させられて、家庭をもち、農地を守り・・・。
その当時、農村地域ではそれが、当たり前の時代だったのでしょうが・・・。
じーちゃんの時と違い、棺に入れたのは、普段よく着ていた服、1着だけでした。
最後に見た目も、性格も私の祖母によく似てる人でした。だれ1人として慕われる人なく終わりました。