お菓子とお酒と少しの運動のブログと言っておきながら未だに酒の内容がありませんでしたが今回は日本酒
自分に知り合いで横浜でお酒の小売店をやっている人がいるのですが、そこに呼ばれて遊びに行きました。
行く度に、様々な酒を飲ませてくれるのですが、今回は「一四代」メイン
「一四代」は日本酒好きな方は知っていると思いますが、どれを飲んでも外れが無い銘柄です。
値段は高いですが、その価値はあると思います。
今回飲んだのは
・一四代 角新大吟醸 山田錦精米歩合35%の生酒
・一四代 酒未来 純米吟醸 蔵元が独自に開発した酒米を使用した酒の様です
・一四代 龍の落とし子 純米吟醸 龍の落とし子という酒米を使用した酒です
・一四代 中取り 純米吟醸
・菱屋 吟醸 酒造岩手県宮古市の鍬ケ崎地区にある造り酒屋「菱屋酒造店」の吟醸です
一四代のお酒は「生酒」や「生詰」のお酒が多いのが特徴
一般的に売られる日本酒というものは、品質が変わらない様に「火入れ」と言われる殺菌の作業があり
だいたい65度くらいに温度を上げます。
一般的に売られているお酒は、お酒を搾った時に1回。瓶詰めの際に1回の計2回「火入れ」が行われます。
正し、火入れをすると口当たりや味わいに変化が起こります。
生酒は当然の事ながら1階の火入れも無し。
その代わり、輸送から貯蔵に至るまで冷蔵庫にて管理する必要があります。
生詰は、絞った時に1回火入れを行います。
瓶詰めの際には火入れを行わないので、こちらもまた輸送から貯蔵に至るまで冷蔵庫にて管理する必要があります。
勿論、好みの問題はありますが、生酒>生詰>通常と言った感じです。
火入れ1回のお酒には、他に「生貯蔵」と言われる瓶詰めの際だけ火入れをするお酒もあります。
まぁ、実際は気にせず飲んでみて好みを見つけることが大切です。
今回飲んだ「一四代 中取り 純米吟醸」は-5度で貯蔵していたそうで飲んでみて香り・味のバランスが良く感じました。
ただ、日本酒は-5度で貯蔵しても少しずつ味わいが変化しますので、早めに飲むのが良いです。
一部の物を除いて、基本的に日本酒は置いておいても意味はありません。
早めに飲んでしまいましょう。
今回飲んだお酒の中で「菱屋 吟醸」がありましたが、この蔵元は大震災で蔵が丸ごと流されてしまいました。
今回のお酒は「蔵の中に数十ケースだけ残った酒」だそうで、復興を願い出荷された物だそうです。
この蔵元にはもうお酒は残っていませんし蔵も無い。
ですが、近隣の蔵元の蔵の一部を借りて今年の冬から仕込みをするそうです。
この蔵元の酒は初めて飲みましたが、とても味わいが良く、実力のあるしっかりとしたお酒でした。
今年の仕込みが上手くいき、復興してくるのを切に望むところです。


