EPSDCのMIHO☆です歯

あっという間に桜の季節となりました桜**桜桜**桜
EPSDCでは3月に歯科衛生士学校を卒業したばかりのNew DH歯を迎え
毎日あわただしく過ごしておりますハッ

さて、今週末はEPSDCコースのStage ll 診断学アドバンスコースと、
DHアドバンスコースも開催されます。

このEPSDC  DHアドバンスコースでは、
歯科衛生士が歯科の臨床で患者さんとどう出会い、

どのような関係性を持ち、会話し、時間を共有していくか。

そこに科学的、医学的な根拠が正しく存在していないと
私たち歯科衛生士が患者さんの口腔健康のよい道しるべとなれず、遭難して
しまう場合だってあります。

口腔健康を管理する為には、歯科衛生士だけでなく、
歯科医師とのチーム医療を行なえる環境づくりも欠かせません。

そして、そういったよい環境の中で、
歯科衛生士と患者さんは安心して関わっていくことが出来ると思います。


今月は、約一年に渡ったEPSDCコースのStage lll  
カリオロジー&クリニカルペリオコースが最終回を迎え、
わたしもインストラクターとしての一年を無事終える事ができました。

今回からStage lll  ではカリオロジーも加わりましたが、最新のエビデンスに
基づいた正しいう蝕予防の知識と実践、プラークコントロールや食餌指導、
フッ化物の応用の必要性も改めて学びました。

ここのリスクアセスメントだけでなく、う蝕部位が活動性か非活動性かの
正しい見立て(診査診断)をどのように行なうか、またそれにより
DHは患者さんへプラークコントロールの取り組みも変わり、そして
患者さんのホームケアーやブラッシングの仕方も変わっていきます。

ただ、う蝕予防と言っても誰がどう診ていき、どのタイミングでどんな事を
行なうか、それにより結果も予後も大きく異なっていきます。


また、歯周治療に関してはプラークコントロールやスケーリングSRPを
行い、定期的にメインテナンスをしていく単純な流れで、
改善される部分もあれば、改善されない部分もあります。

特に、分岐部病変の治療に関しては、治療計画の立案と治療介入時期も
ここの患者さんにおいてタイミングが重要で、
それこそ長期的に管理出来る環境づくりが必須となっていきます。

患者さんのバックグラウンドや、セルフケアのクオリティも患者さんの
生活において変化していきます。それらを継続して診ていける関係があって
治療後に起こっていく様々な問題も乗り越えていく事が可能となります。


そして外科の実習では、患歯の根形態や骨形態、Tekの形態、
抜根後の清掃性の予測を見極める難しさも学びました。

疾患を正しく診断し治療を行なっていける歯科医師と、患者さんを
末永く見守り診ていく事の出来る歯科衛生士、
それを支えてくれるコ デンタルスタッフの存在、それらが揃った時に
本当に患者さんの健康を支援していける歯科医療を提供出来、
そしてよい歯科医院となれるのだなと改めて考えさせられるコースでした。


臨床で常々思うのは、歯を残そうとする患者さんと口腔内を管理しやすくする治療をするドクター、そして治療と予後のサポートをし続ける歯科衛生士が同じ方向を見据えてこそ質の高い医療が提供できるのだと私は思います。



わたしも、そういった医療の提供をし続けていく衛生士になれるよう
志し高く学びを深めていこうとおもいます歯ハート



EPSDC  MIHO☆