夏真っ盛り太陽のような日が続きますね。

今日は、北欧のイエテボリ大学の矯正科に留学して、矯正治療の専門医となられた
加治 彰彦先生のご紹介を致します
ダーラナホーススウェーデン王国

加治彰彦先生といえば、業界ではいわずと知れた矯正の加治兄弟・弟先生スナフキン

常に穏やかで、手荒な事など一切なさらない本当にお人柄よろしい先生です。
わたくし個人的には、お会いする度に何というか...   加治先生の、自然体の不思議~な
空間に漂ってます (..笑


実は、昨夜も加治先生とこの秋から開催する、第2期のスカンジナビアン矯正学コースの
打合せを行なっておりましたハート!! 


歯並びの相談や治療は、日常の診療でも患者さんから相談を受けたり
また情報提供が必要となると思いますが、

どんな場合に歯の矯正治療が必要となるか、いつ始めればよいか。
矯正治療を専門にされている先生でも、同じ意見を持たれているとは限りません。
それは、矯正治療に限らず虫歯や歯周病などの歯科治療でも同様です。

北欧では、予防歯科への取り組みを中心に出来る限り無駄な治療を控え、
そのかわり天然歯を残す為に、必要な事を徹底的に行っていく考え方で歯の健康管理を
行っていきます。

北欧で矯正治療を学ばれた、加治先生も
「最小限の治療で、最大限の結果を出す」というのが、加治先生の矯正治療に対する
考え方です。
これは、スウェーデンにいるときに学ばれたそうです。
スウェーデンは福祉国家という事もあり20歳になるまでは、予防的な事も矯正治療も
無料で受けることができます。

なので、親達は子どもの歯の健康に積極的に取り組み、早い段階で
悪い方向に向かわないように処置をすることが可能なのです。
とはいえ、国の財源を無駄にしないという考えの元、効率的に良い結果を出す必要が
あるわけです。

子供でも大人でも、歯の矯正治療中というのはストレスがかかりますから、
できるだけ治療期間も短くそして最小限の治療で最大限の結果を出すというスウェーデン
の歯科矯正治療の考え方は、患者さんにとってもとても合理的なものとなります。

子供の歯の形や歯並びというのは、親にとっては見た目にかかわる事もあって
虫歯や歯肉の病気より気になりやすいかもしれません。

 実は私でさえ、うちの6歳の息子の歯並びを心配して加治先生に診てもらいました(笑
でも実は4歳の娘の方が専門家から診たら要経過観察なのです.....注意 
え?そうなんですか!?  って。      そんなものです。 

本当は矯正治療必要度の低いケースであっても、患者さんや先生の思い込みや、
歯科医院の経営的な理由から、オーバートリートメント(治療のやり過ぎ)と
なってしまいがいちです。
矯正治療は失敗すると、その後様々な歯科疾患を引き起こす引き金ともなり
患者さんだけでなく方針を間違った先生だって不幸なことです。

やはり、矯正治療においても
正しい診査・診断・治療計画が何よりも優先され、歯の健康を害さない精神で
進められていく事につきます。

歯科医師だけでなく、歯科衛生士も患者さんの歯の矯正治療相談にのることは
多いと思います。適切な情報提供が出来る歯科医院目指し、
この秋9月北欧矯正の考え方を学びにいらしてくださいスウェーデン

Dr 対象コースですが、Dr とペア参加可能コースとなっております。


スウェーデン加治彰彦先生のスカンジナビアン矯正学コース
本コースでは、小児・成人と北欧の矯正治療の精神に則り
矯正治療の診査・診断・治療計画と矯正の基本的な手技の実習を組んでおります。 
(土日6回 全12回コース)● 第2期から矯正治療の実習を組み込みます。


Topics
矯正治療のriskとbenefit:どのような患者が矯正治療の恩恵を受けるのか?
小児期における矯正治療開始のタイミングと治療法
成人矯正治療の留意点(歯周病、補綴・インプラントとの関わり)
診断学(含:セファロ分析実習)
治療学(含:タイポドント実習)
症例演習
その他

第2期  日時
第1回 2015年9月12日(土)13日(日) 9:30-17:00
以下、第6回まで設定した日程


お問い合わせ申込は
EPSDCコース事務局 epsdc.course@gmail.com 
代表電話 03-5785-0885 (月・水・木)
www.epsdc.jp