こんにちは~ 
EPSDCのMasaです。

臨床の素朴な疑問から始まるEBM
「普段臨床のこんなことが疑問だ 」
「患者さんから歯のことで質問されたけど、よくわからなくて答えられない 」
一緒に解決しましょう 

ってなわけで、今回もまたまたやってまいりました 
8月のEBMセミナーデス 
暑い夏もEBMを追及し続ける、私たちEBMerには何のその 
志を同じくする皆さんと、日ごろの臨床での疑問について考えていきました 

今回は、S先生の疑問から

それぞれの参加者の方がそれぞれの PICOを立てました。
その中から1つの
PICOを選択し、実際に
臨床の疑問>疑問の定式化>
PICO>キーワード>検索の実際>文献選択の実際>文献詳読
を体験しました。(うーん。インターネットって便利!)


むむむ.. 


そして今回調べた文献はこちらです 
AAA



Emergency management of acute apical abscesses in the permanent dentition: a systematic review of the literature.

Matthews DC, Sutherland S, Basrani B.

J Can Dent Assoc. 2003 Nov;69(10):660. Review.


おおっと  出ましたー 
EBMの王道システマティックレビューのようですね 

急性症状を伴う根尖性歯周膿瘍で抗菌薬は果たして本当に効果があるのか 
うーん  皆さんが思っている疑問ですねー 

 さあ、こちらが今回がEBMセミナーの様子 
EBMにハマった面々です。 
 

 

 
 こちら疑問提供者のS先生と宮下先生
疑問をディスカッションの様子。

抗菌剤を全身投与した場合、根管内の細菌に果たして作用するのだろうか 
疑問は尽きません 

結局のところ、抗菌剤は根管内の細菌を著しく減少させるようなエビデンスはなく、
耐性菌の出現なども起こりうるためあまり頻繁に使われるべきではなく、
限られたまれな症例のみに使われるべきであるというのが結論のようです。
 
そして、今回のEBMセミナーでは疑問からPICOのたて方と、
PICOをキーワード化し文献の検索方法を復習しました。 
このようにEPSDC EBMは英文献を読んでデイスカッションするだけではなく、
 自分自身で疑問を持ち、それについて自分で答えを見つけ実際の臨床に
あてはめていける訓練を行っています (力説 )

そしてEBMセミナーが終わった後は、納涼会へとGO!!

翌日はEPSDC Stage ll ですからね~(^^;
寝坊しないように!!


さてさて、
来月9月1日はいよいよ秋の1Dayセミナー 

 「イェテボリエンドVSペンエンド 相違点にせまる」がいよいよ開催されます  

事前申込みは閉め切ってはおりますが!   当日申込みも若干お席に余裕があるようです。
急げばまだ間に合う!!!


 


去年の第一弾に参加して頂いた先生方から
もっと北欧・北米の見解の違いを議論してほしかった  
今回は是非、白熱した2人の姿を見たいとのリクエストが入っておりますお

そんなアナタ  楽しみにしてて下さい 
ワタクシMasaも先日の講師2人の1day打合せに同席し、
イェテボリエンドVSペンエンドの熱いセッションを提案致しております
きっと私の提案、採用されたはずキャハハ

北欧VS北米 世紀のエンド対決の結果はいかに 
ぜひその目に焼き付けて下さい 
今回は白熱したバトルになること間違いなしデス 


皆さん会場でお会いしましょう 
EPSDC  Masa でしたーー