皆様こんにちは
【SOU】のMasaeです
前回は
パッカーンするには近道はないですよ
パッカーンしたければまずは自分の内側を整えて自分の奥深くに繋がる習慣をつけてください
というお話をしましたが、
これはつまりは他の何者でもなく自分自身をよりどころにして生きていく習慣をつけてくださいということです。
何故私がそういうことを言うかというと、
自分自身をよりどころにして生きるということがスピリチュアルの基本だからなんです。
突然ですが、皆さんは「自灯明法灯明」という言葉をお聞きになったことはありますか??
これは実はお釈迦様が亡くなられる時にお弟子さんに残した言葉、つまり遺言のひとつなんですが、皆さんどこかでお釈迦様が亡くなられた時のご様子を描いた涅槃図というものをご覧になったことはないですか?
涅槃というのは私がいつも言っているレッツ解脱!目指せニルヴァーナ!の「ニルヴァーナ」のことを指す言葉です。
これは「お亡くなりになること」つまりは「悟りを得て現世を離れること」を意味します。
お釈迦様がお亡くなりになった時を表した涅槃図というのは、沙羅双樹という木の下で北を枕にして体の右側を下にして横になってお亡くなりになったお釈迦様を囲んで菩薩さんやお弟子さんたちだけでなく、小鳥、蛇、犬、馬、象に至るまでありとあらゆる動物たちがやってきてお釈迦様の死を嘆き悲しんでいるという図です。
このお釈迦様が今まさにお亡くなりになろうとしている時に弟子のひとりが、お釈迦様がお亡くなりになったらこれから私たちはどうやって生きて行けばいいんですか?と聞いたのですが、
その時にお釈迦様が仰ったのが
先程の「自灯明法灯明」という言葉、
つまりは
「自らを灯火(よりどころ)とし、他を灯火(よりどころ)とするな、私の説いた法を灯火(よりどころ)として、他を灯火(よりどころ)とするな。
自灯明というのは自分で考える人間になれということであり、そして法灯明というのはその為には法を勉強しなさいよ」
と仰ったわけです。
自分の人生は自分自身で歩んでいかなければなりません。
自分の人生を変わってくれる人は誰もいません。
そんな人生の根底をなす教えが「法」といわれるお釈迦様の説かれた教えであり、このお釈迦様の説かれた教えを人生の土台として、自分の人生を自分自身で歩んで行きなさいよ、ということを仰ったんですね。
なので
仏教の基本もまた
「他の何者でもなく、自分自身をよりどころとして生きる」
ということなんです。
そしてお釈迦様が説かれた教え・つまり「法」というのは分かりやすく言えば「この世の真理」のことを言うんですね。
これはファンタジーやおとぎ話のフィクションのお話のことではありません。
「法」というのは完全なるノンフィクション、この世の・この宇宙の法則・真理のことです。
つまりは古今東西世界中のスピリチュアリストが明かそうとしているこの世の真実のことです。
お釈迦様は言ってみれば究極のスピリチュアリストなのです。
そう考えると仏教がぐっと身近に感じられてきませんか?
私はスピリチュアル僧侶としてどういった活動していきたいかというと、
1人でも多くの人がこのスピリチュアルの基本、「自分自身をよりどころにして生きる」ことが出来て、1人でも多くの人が魂のアセンションを果たすことができるように応援することなんです。
だから私はヒーリングやリーディングをしていても、それはその人が自分自身を信頼して自分自身をよりどころとして生きていくことのサポートをしているのであって、決して自分に依存させて自分で意思決定することを放棄する人を増やしたいわけではないのです。
私の最終目標は、
極端に言えば私のような 人のヒーリングやリーディングをする人の存在が必要なくなる世界です。
自分自身をよりどころとして生きるということは誰にでも実現可能な生き方です。
私が目指すのは
全ての人が自立した社会の中で、お互いの助け合いのために自分自身のチカラ、才能、エネルギーを循環し合う世界です。
なのでそのためにもやはりたくさんの方に「自分自身を信頼する」という感覚を身につけて頂きたいと思っていますし、今後もそれを応援する発信を続けていきたいと思っております。
stand.fm 9月9日配信回