リコネクションのセッションでは事前に、
「期待せずに、リラックスしていてください」
「何を体験するのかな?と内側に起こる感覚を観察するようにしていてください」
と説明しております。
しかし時々、その人の中に秘めている恐怖心のために、
セッション中に密かに願い事を視覚化したり、
瞑想をしたり、
意図的に呼吸を整えようとしたり、
お祈りをしたり、
心の中でアファメーションを唱えたりする人がいます。
これって、すご~くもったいない。
なぜなら、意図的にコントロールをせずに、
特定の何かを期待せずにいる方ほど、
思ってもいなかった体験をされたり、
身体的な痛みが消えたりということが起こっています。
過度な願望や期待を握り締めたままでは、
ヒーリングを起こすエネルギーを阻害してしますのです。
日本人は、真面目な民族なので、
何も考えないようにしなくっちゃと思うと逆に固くなってしまう方が
多いのです。
「考えないようにしよう」というのは、返って逆効果になる場合もあります。
そんなとき、癒法師Emiは、
「内側に感じることに気づくようにしてください」
と言っています。
セッション前に説明することは、
特定の結果に期待しないこと
何が起きても大丈夫、
何もなくても大丈夫と安心していること
内側で感じることに気づいているようにする
起こってくる物事を観察する
委ねてリラックスしていること
これって、よくよく考えてみると、
人生の扉を開く鍵のような気がしませんか?
最初に意図したなら、
あとは、コントロールを手放すことなんだな~と思います。
セッションの場合なら、
「リコネクティブヒーリングを受けよう」というのが意図です。
宇宙の叡智に委ねて、起きてくることの中へ入って行く感じは、
リコネクションのセッションの時にベッドに横になって貰うときの
感じと一緒なのかもしれません。
プラクティショナーとしての私も同じです。
宇宙の叡智、創造の根源へと絶対的な信頼と降伏の元に
コントロールを手放して、
プラクティショナーとしてただそこに立ち会っているだけなんです。
それが私の責任かな~と思います。
完全に他力を実践できたら、
すばらしいな~と思っているのです。