想像
今日も仕事場から、自転車の車輪をコロコロと転がしながら帰ってくる。
駅から10数分の道のりの中で、たくさんの自然を感じて、自分がここにいることを確認する。
夜は好きだ。
現実というものは太陽とともに、地球の裏側に行ってしまうらしい。
夜の闇の中には、現実のベールを脱いだ別の世界が存在する。
遥か向こうに夜の砂漠が、
海に浮かぶ小さな漁船が、
窓越しに穏やかな光が漏れる家、静けさとぬくもりに包まれた街が。
何かをやればやるほど、自分がどれだけ小さい人間かが見えてくる。
夜でもそう見えるんだから、間違いはない。
それにしても、今の自分はな んとなく嫌だ。何なんだ、一体。