大晦日のお昼過ぎに、大そうじをしていた私にKYコンビから連絡がきました。
「実はもう舞鶴から帰ってきてるから、あと1時間したら迎えに行くわ。」と言ってきたKYネッシー。
昨日の夜6時ぐらいに集合って言ってたじゃん。
「もうちょっと後でもいい?」と言う私に「わかった。じゃあ1時間5分後に行ってあげるわ。」と言ったネッシー。
せっかちですね。
餅つきまだしてないのに…マミーのお許しが出たので、かなり早く出かけることになりました。
行きたくない私は30分着替えもしないで、現実逃避するようにテレビを見てました。
1時間5分しかないのに、貴重な30分を無駄にしてしまった私。
どうせ地元人だし、スッピン&今着てる部屋着でもいいかなと思ったけど、とりあえず少しだけお化粧して着替えました。
車に乗っていたのはKYコンビだけじゃなく、KY二人にS男くんの彼女。
初対面の私たちの間には微妙な空気が…ちょっと、彼女もいるって前もって言っておいてよ。
コンビニでお金を下ろすS男くん、コーヒーを買いに行ったネッシー。
車を降りる直前になぜか彼女の名前と血液型がB型だとを教えてくれたS男くん。
血液型ってそんなに重要ですか?
車内に取り残されたのは私とS男君のB型の彼女。
沈黙に耐えられなくなった小心者はまず彼女の年を聞いてみた。
同じ年だった。
とりあえず、よかった~。
実はB型の私。
そう、車内に残ったのはB型の女二人。
彼女は気さくな人で、年も同じだし、血液型も一緒だからなのかは不明だけど、私にもやさしく接してくれました。
私だったら人見知りだから彼氏の地元の友達と一緒に鍋なんて、考えるだけでも無理です。
少し話したら、打ち解けたような気になりました。
しかし、私はB型の彼女の本当の恐ろしさをこのときはまだ知りませんでした。
カニ鍋は…ネッシーの家でするものだとばっかり思っていた私に、いきなりの試練。
カニ鍋の場所は、ネッシー行きつけのカフェ。
なんてこったい、どうしてカフェでカニ鍋するの?
家でいいじゃん。ネッシーの家でいいじゃん。
帰りたくなったら走って帰れる距離の地元のネッシーの家でいいじゃん。
車で移動すること約1時間。
ネッシーの職場の近くのカフェに到着。
まだ集合して1時間、カニの姿さえ見ていないのに私のテンションはどん底だった。
でも、地下鉄の駅が近くにあるらしく、限界がきたら脱走できることが可能だとわかると徐々に私のテンションは回復。
カフェにいた店長さんだと思っていた人はなぜかネッシーの同僚。
あんなに店長ぶってたのに?
そして、ネッシーの同僚の一言で、私の帰りたい気持ちはMAXに。
私に「いいとこのお譲っぽいよね~。」と言ってきた同僚。
トークに自信があるのか、ペラペラとしゃべりだす同僚。
そして禁断の一言を発した同僚。
「なんてゆーか彼女(私のこと)は田舎の人って感じだよね。イモっぽいところがいいよね~。」と言いやがった。
私が田舎者だったらここにいる人の9割は田舎者ですけど??
田舎くさい顔ですみませんね。
どうせ田舎者ですよ~だ。
ネッシーの同僚はイモ子発言1秒後、私に呪いをかけられた。
イモ子が帰りたい気持ちを隠しながら、心ここにあらずの会話をしているときに本物の店長登場。
そしてカニ鍋開始。
まず出てきたのは海老サラダ。
そう、甲殻類が苦手な私は海老もあんまり好きじゃない。
同僚の失言で一気に弱った私に気がついたのか気がついていないのか、ネッシーが殻をむいてくれた。
まるでお母さん。
これからはネッシーママって呼ぼう。
そして始まった本日のメインイベント、カニ鍋。
カニ…細くない?こんなものなのか?
11月に家で食べたカニはもっと立派なカニだったぞ。
「お箸でつついて食べてね。」って店長さんが言ってたけど、つつけないよ細すぎて。
折ってもカニの身出てこないよ。
もはや食べるのさえ面倒になってきたカニ鍋。
私の曇った表情を隣で見ていたネッシーママがハサミで切ってくれた。
目の前で一心不乱にカニに喰らいついているS男くん。
私の分までいっぱい食べるんだ、だってS男くんは激細な体型だから。
カニは鍋だけじゃなく店長さんの粋な計らいでお味噌汁にもなっていました。
おいしかったな。
そしてしめはカニ雑炊。本当においしかったです。身はあんまり食べた気がしなかったけど、この雑炊を食べれただけで満足だぜ。
満腹になった私たちはいつものグダグダトークをはじめました。
仕切りたがりのS男くんが一人ひとりに2008年一番うれしかったこと、悲しかったことを聞いてきました。
そして一番盛り上ったのは「もし5億あったら何をするか?」
あんなに帰りたい気持ちをこめた視線を送っていたのに、ネッシーは見てみぬフリをし続けました。
ダラダラ話しているうちに、2009年になったのでみんなで初詣に行くことに。
私は初詣より家に帰りたかったです。
だけど、おみくじで吉がでたのでテンションV字回復。
そして、S男くんのB型の彼女を送っていくついでにまた別の神社に初詣に行きました。
ここは縁結びの神様で有名なところらしく、一緒に初詣に行ったカフェの店長さんがものすごく勧めてきたので、ネッシーと私は恋みくじをひきました。
あんなにおみくじを勧めてきた店長さんは「あたりすぎるから。」という意味不明な理由で恋みくじをしなかった。
私は大吉、ネッシー末吉。
私のテンションはMAXにあがりました。
なのに、S男くんとB型の彼女の間にまさかのケンカ勃発。
「歩いて帰る」と言って彼女が帰りだした。
追いかけるS男くん。
車の鍵を持っていたのもS男くん。
寒空の下、KYカップルのケンカに巻き込まれ焚き火に当たりながら待つこと1時間。
待っても待っても現れないS男くん。
冷え性の私は、足先が北極状態に。
あまりにも寒すぎて、胃が痛くなってきた私。
肋骨骨折疑惑があるKくんを笑わせ続けていた元気だった私は姿を消し、寒さと胃の痛さでイライラMAXに。
もうすぐ限界だという時にしれっと帰ってきたスーパーKYカップルの片割れSくん。
そして無事、家に帰れることに。
焚き火で暖を取っている間、スーパーKYカップル(どっちかって言うと彼女の方)に呪いをかけた私。
だってさ、1月1日の深夜にケンカ勃発で彼氏の友達待たせるってどうよ。
しかもケンカの原因はつまんないことだし。
眠くて不機嫌になりだしたS男くんの態度に彼女がキレたのです。
いいんだよ、私たちは彼女より付き合いが長いからS男くんの性格は十分わかっているし、眠いのに車の運転してもらって悪いって思っているし1秒でも早く家に帰りたいと思っていたのに、まさかの彼女ブチ切れでケンカ勃発ですよ。
「そんな態度であの人たちに悪いと思わないの?」と言ったB型の彼女に私は言いたいです。
だったら彼女はキレないでおくれと。
同じ血液型でもやっぱり人は十人十色だということを痛感したのです。
てゆーか、血液型で一緒にしないでほしいです。
私はあそこまでワガママじゃないもんね~。
もっと空気の読めるB型だっているし、相手に合わせるB型だっているんだよ~だ。
S男くんは気の強い女の子が好きなのです。
ある意味お似合いのカップルです。
もうカニ鍋はお断りだよ。