昨日、お疲れだから早く帰ったMじいさん。
Mじいさんが職場を後にして10分後、電話がかかってきました。
「もしもし?ワシ忘れ物しちゃって~。」と女子高生のノリで話すMじいさん。
何を忘れたのかと聞くと、手帳。
翌日は病院へ定期健診に行くので手帳は忘れてはいけないアイテムなのに、無駄話ばっかりしていてうっかり忘れ物をしちゃったMじいさん。
「ワシ、ドーナツ屋さんの前のところにいるから持ってきてくれる?」と言いました。
「信号渡らなくていいからね。危ないから、ワシが渡って行くからね。」と、のたまうMじいさん。
えっ?信号が危ない??
左右確認をして青信号で渡ったら安全じゃん?
「信号渡らなくていいのですか?」と思わず聞いてしまいました。
「うん、危ないでしょ?信号は。危ないからワシが渡るからね。」とMじいさんが言うので私も言い難いけど言ってやりました。
「しっかり安全確認してから信号渡りますから、車の停めてある場所まで私が持って行きますね。」って。
どう考えたって、80歳のマイペースじいさんより、私の方が危険を避ける事ができると思うんです。
歩くのだって私の方が早いし…。
むしろあんなにスローペースで横断してたら途中で信号変わっちゃうんじゃない?
「いや、ワシが…」「いえいえ、私が行きます。」と繰り返すこと数回。
結局若者の私が道路を横断することに。
Mじいさんは車から降りることなく手帳ゲット。
手帳を渡してすぐに信号が変わる前に渡りたかったけど、点滅しだしたから次の青信号まで待つことにしました。
なぜなら…車からMじいさんが私をガン見していたから。
あんなに見られていたら、渡りにくいよ。
青信号になってもMじいさんは発車しません。
Mじいさんのパジェロをチラ見すると思いっきりこっちを見ています!
帰ってくれていいのに…。
そういえば、「ありがとう、ちゃんと信号渡るまでワシがしっかり見ておいてあげるからね!」とMじいさんは手帳を渡したときに言ってました。
信号が変わって渡る前にじいさんに会釈して渡ろうとすると、Mじいさん車から思いっきり手を振ってきます。
人間、手を振られると条件反射で振り返してしまうんですね。
無意識に私も手を振ってました。
Mじいさんに見守られながら信号を渡る私…。
私もうけっこう大人なんですけどね~。