看病の合間に変な夢を見た。


夕方暗くなりかけた頃。

庭に干した洗濯物を取り込もうと

実家の庭へ出ると、

なぜか前の通りで工事しており、

資材がなぜか家の庭に。


通りへでると、音楽関係や、

仕事関係の知り合いがたくさん。

同じ通りで祭りがあり、人で賑わっていた。



その中で知り合いの女性ベーシストを見つけ、

2人で散策。露店が出て、

食べ物ではないが、珍しい奇妙なものを

沢山売っていた。


この世ではないのだろうか。


その友人は珍しい絵を買った。

私は何も買わずに彼女と歩いた。


しばらくして、また実家の前へ。

通り側に面した実家の庭に大きな木が三本。

よく見ると、大きな大きなどどめ。(桑の実)

それは普通のどどめの4倍〜5倍の大きさで

ころんと丸い。

そしてふわふわの綿毛に包まれていた。


一緒にいた彼女が

何のためらいもなく食べてみよう!と

手を伸ばしたので私も手を伸ばした。


白いのから手に取り、

ふわふわの綿毛をむいて一口。

何とも言えないさわやかな口当たり。

どどめの味よりマイルドで、

上品な甘さだ。

後口はクリーミー。


実に不思議な果実。

隣の黒っぽい実がなる木からもひとつ。

ちょっと酸味があってあまり甘くはないが悪くない。その隣の赤い実も綿毛をむいて一口。

イチゴみたいなさっぱりした味。


あれ、夢にしては全てがリアルで、手に感触、口には食感まで残っている。


三つ目の実を食べたところで、

不思議な人に声をかけられた。

頭は豚で、体は人間。

もう1人隣にいたけど、顔ははっきり見えなかった。豚の顔の人はおもむろに

小さめの掛け軸を開いてみせた。

豚の顔の人が岩山の上を歩いている絵だ。

そしてその人が

お前は私に縁があるのだと

言ったところで目が覚めた。



豚の顔をした半神半人の神様を調べたところ、

ハワイの火山の女神ペレの夫で

農業の神カマプアア、という事が分かった。

夢に出て来た神様と近い。

ハワイに行ったことはまだないが、

いつか行ってみたい。


前世で繋がりがあるのかも?