オーダーで作る推しの香り。

世を忍んで生きてきた30代オタクのである私であったが、プシュッとしたら推しがそこに具現化するという魅力に抗えなかった。

Twitterなどにも流れていた有名なお店。

webと対面。

推しは2次元の為、直接イメージをお伝えした方が分かりやすいのでは?と思い、迷いなく対面で予約。

値段は質素な暮らしをしている独り身にはかなり高かったが、推しの体臭……もとい香りを得るからと奮発ッッッ


ワクワクどきどきと当日を迎えたのだった。

並べられる6個の小瓶。

「どれが推しに近いですか?」

……正直6個ほど並べられていた中でどれもピンとはこなかった。

けれど、1つ選ばなければならなかったのでまだマシか?と思うものをチョイス。

事前にメールで送っていた推しのイメージ文章と、対面で補足するように伝えていく。

少しして渡される、紙。(ムエットというらしい)

嗅ぐ。全ッッッく推しではない。

ペラペラと始まる何の香りを使ったのかという解釈。やばいこれ全然違う……っと何度も紙を嗅いでたので、説明はほぼ右から左へ通り抜けてた。


「あの、酸っぱい香りが強いので抑えて欲しいのですが」

「一度調合したものは変更できません」

「……そうですか」


うおおおお!6千エーーーーン!!!!

なんか車の中で嗅ぐあの匂いがキツイ酸っぱい香水できちゃったよぉぉぉぉ



あまりにも辛かったので、無言で帰りの電車でポチポチ文章を打っている。

香水のお店が少し遠かったから打つ時間いっぱいあるね!家に帰るまでまだまだあるよ!悲しいね!!


悔しかったので、明日違う店に行く予約を取った。


うっうっやっぱり納得できん!!!!!今頃推しの香りに包まれて幸せになっている筈だったのに!!!!!

初めて推し香水作る方いらっしゃったら、こういうこともあるんだよと参考になれば幸いです……