小さいもの。できることって案外小さいものかもしれない。思っていたよりも小さいものかもしれない。それでも動けるなら、自分が微力でしかないことを知った上でそれでも走り続けられるなら、何かを変えられるかもしれない。大きい石は動かせないが、小さい石を十個だけ放り投げてみせよう。あいつやそいつ、他の誰より速いわけでも、大きいわけでもないが。ぼくは卑屈にも傲慢にもならない。ただ、小さい石を十個だけ放り投げてみせよう。