韓国にも梅雨が始まりました
雨の日が増え、昨日はマッコリを飲みに行きました。
韓国では「雨が降るとチヂミを食べる」という認識があります。チヂミを油に焼く時の音が雨の音と同じで、雨が降ると思い出させるからです。
そしてチヂミといえば一緒に思い出すのがマッコリ!
家の辺にある店に行きました
キムチ肉チヂミとマッコリです。 左にあるのは豆萌やしキムチ汁
けっこう大きいですけれど値段は1万ウォンです。
マッコリはこちら
「邵城酒(ソソンジュ)」という名前ですね。
マッコリは地域によって種類がかなり多く、邵城酒は仁川(インチョン)のマッコリです。
私が一番好きなマッコリですが、仁川以外では売りませんので残念ですね
マッコリのスタンダードみたいな感じ?
緑色のマッコリ
実はメロン味のマッコリです。
このように果物の味がするマッコリもあります。大部分は店限定のオリジナルですけどこんなマッコリを売る店が多くなりました。
皆さんも韓国にいらっしゃった際に雨が降るとチヂミにマッコリはいかがでしょう
もちろん雨が降らなくてもチヂミはうまいはずです
もう今日が七夕ですね。
2017年もそろそろ折り返し点を過ぎました。
日本では短冊に願いを書いて神様に祈るのが普通でしょう。
Photo Credit: Yuki Yaginuma via Compfight cc
韓国の七夕(チルソク)は日本のように陽暦7月7日ではありません。陰暦7月7日なので、陽暦にすると大体8月末になります。
韓国にも七夕に関する風俗がありました。
一般的なのは家の後ろに醤油がめとかを置く特別なところで井戸水を供え家庭の平安を祈ったりしました。今時は井戸もなく、醤油がめやみぞがめなどありませんし、全然なくなった風習です。
http://www.nfm.go.kr/Data/cSeason_view.nfm?seq=43&number=8
今では主に何かのイベントはしてますね。活発に使われるのはネットゲームとか店の販促イベントですけど
製菓企業オリオンの七夕イベント。
コメントで国軍将兵を応援すると抽選を通じてお菓子10個がもらえるそうです。
これはネットゲームの七夕イベントです。
でも織姫さまと彦星さまの物語はちゃんと残っているうえ、なんか設定が増えて伝わっています。
韓国の七夕に関する伝説
① 七夕の当日に降る雨は織姫さまと彦星さまが会ったとき、嬉しすぎて流す涙だ
② 七夕の明日の夜に降る雨は別れを惜しむ涙だ
③ 七夕以後、カササギとカラスの羽が抜けてるのは鵲の橋を作り、織姫さまと彦星さまに頭を踏まれたからだ
私も幼い頃、七夕に降る雨が本当に織姫と彦星の涙って信じました。
今にして考えると、仕事をサボる方が悪いんじゃ
韓国には「カササギの橋(韓国名:烏鵲橋)」が実際にあります。もちろん名前が一緒なだけですけど。
南原(ナムォン・ナムウォン)市の広寒楼(クァンハルル)です。
韓国の昔話である「春香伝(チュニャンヂョン)」で男女主人公たちが始めて出会う場所がこちらです。
Photo Credit: Edric Lee JJ via Compfight cc
Photo Credit: 이태임 via Compfight cc
この橋が烏鵲橋
こちらは広寒楼
こちらも今度の夏、一度みようと思ってますので機会があったらポストしましょう