以前、室内赤シナヌマエビの水槽の掃除をしていた時のことです。
ベアタンクなので水槽の底の掃除と水替えをしていました。
フンやデトリタスを吸い出しているときに数匹のエビに白い点が付いているのを発見しました。
残ったエサなどが付いているか、脱皮の残りが付いていると思って、その時は気にしなかったのですが・・・・・
1週間経過してもその白い点は消えることがありませんでした。
それどころか、白い点が付いている個体が増えているように感じました。
白い点をよく観察すると、ほとんどは触覚の根元についていて、1匹だけ胸の側面についています。
いずれの個体も1点だけ確認できます。複数ついているものはありませんでした。
1週間以上ついているのは尋常ではないかも。
脱皮カスや残餌が付いているわけではなさそう。
そこでググってみました。
エビヤドリツノムシを疑っていましたが、形が全然違います。
白点病は甲殻類はかからないし。
ならどんな状態なのか?
調べ進めると、どうもツリガネムシが寄生(?)したようです。
ツリガネムシ病というようです。←そのままやんかぃ~
薬も使えそうですが、エビは薬に弱いと聞いているのでとりあえず一番無難な塩浴を行うことにしました。
0.5%食塩水を作製し、そこへエビを入れます。
ツリガネムシが肉眼で見えなくてもくっついている可能性があるのでエビ全例を塩浴しました。
飼育していた水槽は使用を中止し、新しい水槽を準備。
ろ過器(外掛け式フィルター)は予備がないのでろ材は新しいものに交換、ろ過器自体は全て分解して清掃後、100倍希釈のハイターに2時間浸漬(濃いなぁ~)後、水道水で水洗し、2倍濃度のカルキ抜き水道水に入れた後乾燥させて新水槽にセットしました。
エビは塩水後、カルキ抜きした水でトリートメントしてから新水槽に移動します。
エビたちは塩水で具合の悪くなった個体はいませんでした。
エビを1匹ずつ観察しましたが、肉眼で白い点が残っているものはいませんでした。
よかった~
やっぱりツリガネムシがくっついていたのでしょうか。
まぁ、いずれにしても改善されたことは間違いないようなので一安心です。
これで再発したならその時は薬に頼ることにします。