タニシとり | 淡水エビ ワクワク

淡水エビ ワクワク

淡水エビが大好きです
その飼育日記です

うちの屋外樽水槽にはタニシを入れているのですが、なかなかうまく育たないんです、これが。

 

結構たくさん入れても初めは調子よく壁面に張り付いているのですが、1カ月ほどしてから水槽掃除のときに確認すると殻だけになっていたりします。

また、稚貝が生まれてもそのほとんどが殻だけになってしまいます。

中身がなくなってしまったタニシの殻の大きさは5ミリ以下です。

 

なぜなのか、原因がよくわからないのです。

水槽にはタニシのほかにはメダカやシナヌマエビくらいしかいないので他の生体に食べられたわけではないと思っています。

もしかすると餓死ということも考えられるかなぁと思ったのですが、壁面にはある程度ゴケが生えているのでちょっと考えにくい。

水質の何かが合わないのかもしれませんね。

 

 

ということで水もぬるんできたので、先日タニシとりに行ってきました。

こちらではハスの田んぼが多く、そのハス田の側溝にタニシがたくさんいるのです。

ひと網で5匹くらいのタニシがとれます。

たまに淡水シジミも網に入ります。

淡水シジミは飼育が難しいので採りません。

アメリカザリガニもいるのですが、その子たちは水槽の水を汚すし、ほかの生体を食べてしまうので網に入らないようにします。

 

とったタニシは、持って帰ってきてからカルキ抜きした新水に入れて二日間飼育し泥を抜きます。

その後殻についた汚れを落としながら状態を確認して問題ないものだけ水槽内に入れます。

今回、この新水に入れている間に稚貝を生んだ個体がいました。

もちろん稚貝も水槽に入れました。

順調に育ってくれるといいなぁ。

 

 

側溝にはスクミリンゴガイの卵が産みつけられていたりします。

この貝、ジャンボタニシと言われているのですが、ハスに悪い影響を与えるので卵を見つけたらつぶすか水没させます。水没させれば卵が孵化することはありません。

卵には神経毒が含まれ、生体は寄生虫がいる可能性があり、特定外来生物に指定されている、三拍子そろった貝です。

卵、生体とも素手で触らないようにしましょう。危険です。