うちの庭にチドメグサが雑草として生えています。
結構繁茂しています。
肥料には敏感で、元気のない時に少し与えただけで葉が大きく色がよくなり、つる状の茎がぐんぐん伸びてきます。
水草にはアマゾンチドメグサというものがあり、葉の形がチドメグサとほとんど同じです。
同じチドメグサ属なんですね。
庭のチドメグサを使ってちょっとした検討をしています。
水槽の外掛け式フィルターのろ過層に、庭から抜いてきたチドメグサの根を入れて育つか観察しています。
2つの外掛け式フィルターにチドメグサを1株ずつ入れて見ています。
仮にそれをチドメグサAとチドメグサBとよびます。
チドメグサAでは茎の長さは15cmで、葉っぱは数枚で大きさも1cmくらいしかありません。
チドメグサBでは茎の長さが60㎝くらいで葉っぱは数えきれないくらいあり、葉の大きさは大小さまざまで大きいものは4㎝くらいあります。
この株の生長の差は、初めの根の量が違っていたからのようです。
もともと同じくらいの茎の長さがあったチドメグサAとBですが、根の量がAは少なく、B
は多かったのです。
そのため、Aのほうは観察開始から数日で葉や茎が枯れて、生きている部分が数cmになってしまいました。それでもそのあと、少しずつ生長してくれました。
Bのほうは根が多かったため、初めからぐんぐんと生長していきました。
結論としては庭に生えているチドメグサは、根が水没していても十分に生長することがわかりました。
また、肥料を与えなくても水槽の飼育水に含まれる養分のみで十分に育つことがわかりました。
このままもう少し様子を見てどのくらい育つのかを確認していきます。
そしてそのあとは・・・・
うちの庭のチドメグサがアマゾンチドメグサのように完全に水の中に水没させ、低床に植え付けて育つのか確認したいと思っています。
現在の水槽は全てベアタンクですのでソイルか砂利を入れてから観察を始めます。
実際にはもう少し先の話になりますが・・・・。
実験で結論が出れば、また報告します。