初めて乗りました。
救急車
子供がちょっとあぶなかったので、救急車を要請しました。
うちの前まで来てもらって、すぐに乗り込みました。
そのときは、子供の状態が心配だったので余裕がありませんでした。
今、そのときのことを思い出すと
子供のことは於いておいて・・・・・
ストレッチャーが真ん中においてあり、乗車する側にイスが一つありました。
このイスに付き添いの人が座ります。私はここに座りました。
イスの脇の自動車ボディに電話が設置されていました。
この電話を使い、消防署と救命救急指定病院に頻繁に連絡を入れていたようです。
黒電話の受話器でした。
ストレッチャーをはさんでイスの反対側には
救命処置の器具・機材が整頓されて箱に入れてありました。
また、脈拍数や心拍数、心電図みたいなものが映っているモニターがありました。
救命隊員の方は3人です。
一人は、運転手。一人は、電話連絡、書類記入、患者(うちの子)の状態把握を担当していました。
もう一人の方が、うちの子につきっきりで状態を報告していました。
ちゃんと役割分担が決まっているんですね。
「バイタルチェック」
「瞳孔4ミリ、4ミリ、体温○○、脈拍○○、血圧○○、呼吸数○○です。」
定期的に病院に着くまでこのチェックは続きました。
病院に着くと
お医者さんと看護師の方が病院の外で待っていました。
「症状は?」
「バイタルは?」
と続けざまに質問が飛び交っていました。
そこには、救命病棟24時(テレビドラマ)と同じ・・いいえ、それ以上の本当の救命の姿がありました。
救命救急隊員の方々と病院の方々のおかげで子供は無事に助かりました。
ここでお礼を言わせてください。
救命救急隊員の皆様、病院の先生、看護師の皆様、本当にありがとうございました。
皆様のおかげで子供の命が助かりました。
いくら感謝しても感謝したりません。
本当にありがとうございました。
私は、消防署で心肺蘇生法等の研修を受けた経験がありますが
これからも定期的に受けるようにします。
自分の子供にも使わなくてはならないかもしれませんし
どこかで誰かが倒れたときに、救急隊員の方々が到着するまでの間
その方の命をつなぎ止めておければ・・・と思っています。
重たい話になりましたが
命にふれるような経験をして、その大切さをあらためて感じました。