庭の木の手入れをしてたら、バケツが置いてありました。
何となくバケツの中を見たら水がたまっていて
その中でうごめく生き物がいます。
それも1匹ではなく、10数匹。
もがき苦しんでいるように見えました。
ああ、木の手入れの時に毛虫がバケツの水の中に落ちたのだろう
そう思っていましたが、よ~く観察するとどうも様子が変です。
もがき苦しんでいるのなら、少しの時間で力尽きていくはずですが
いくら待っても死にません。
元気に動いています。
???何なんだ?
この虫はいったい何なんだろう。
体長1~2cmくらい、その体長と同じか1.5倍くらいのしっぽ
色は灰色っぽく、チョウチョの幼虫のように見えました。
え~と・・・
少ない知識の中から何か情報を引き出そうと思っているのですが
水中で、芋虫のようにうごめく生物???
わかりません。全然見当が付きません。
ばかな!!こんな虫がいるはずがない。
こんな水生昆虫いるはずがな~~~い!
ちょっとパニック。
いかん いかん まったりといこう、まったりと。
家の中に入り、昆虫図鑑を引っ張り出してこの虫の正体を探しました。
すると、家の奥さんが
「なにしてるの?」
とよってきたので
庭のバケツに生息している奇妙な生物のことを話しました。
「ああ、あれ、あれは、ハナアブの幼虫よ」
「え?ハナアブ?」
「そう、ハ・ナ・ア・ブ」
「ハナアブって・・・」
「花に集まってきて、ぶんぶん飛んでいるハチみたいなやつ。
アックン(うちの子をこう呼んでいます。)が飼うんだっていってるから
そのままにしてるの。ちょっと気持ち悪いけど。」
ガーン、水生昆虫じゃなかった。ぶんぶん空飛ぶアブの幼虫だったなんて・・・。
しかも、奥さんがよく知っていて、こどもが飼っていたなんて・・・。
自分の常識の狭さにビックリです。
そして奥さんの頼りになること!!
さらに、うちの仔のたいへん変わった趣味!!。
今日は、たいへんビックリな日になりました。
ハナアブってアブと名前が付きますけど、あの血を吸うアブとは全然違い、ハエの仲間だそうです。