>ただただ、聴いて呑んでいた。

F:「とりあえず、コンサートに行こう」
EPOC:「オー」
F:「行くぞ、コンサートぉ」
EPOC:「オー」
F:「行くぞ、コンサートぉぉお~」
Fの母親:「うるさ~い!」<`ヘ´>
F&EPOC:「ほぇ??」(@_@;)
Fの母親:「今何時だと思ってるの!いい加減にしなさい。」<`ヘ´>
F&EPOC:「ごめんなさい。」(T_T)

オイラは深夜3時にぐでんぐでんの酔っ払い状態で愛車のサバンナで自宅に帰りました。
(おまわりさん、ごめんなさい。)

そして、Fと2人で向かったコンサートは
「森田童子ねじ式黒テント両国駅西口構内空地連続5日間公演」(昭和56年12月)
でした。

会場の外には、単純な「森田童子ファン」ではなさそうな人々=「ヘルメット、サングラス、口元はタオルで隠す」がシュプレヒコールを繰り返し、制服、私服のおまわりさんが、おっかなそうな顔でうろつきまわる。
不穏な雰囲気が会場周辺に立ち込める。

そしてオイラの隣では、「知ってる奴にあったらヤバイ」F(元成田空港闘争関係者)が「ヘルメットの代わりの大きな毛糸の帽子、大きなサングラス、不自然に大きいマスク」で完全防備。

そしてコンサートが始まる。

ここまでの前ふりをしておきながら、大変申し訳ない。
コンサートの内容はほとんど憶えていない。

楽曲も、「さよならぼくのともだち」と「雨のクロール」と「地平線」以外は憶えていない。

ただ、普通の歌手のコンサートと違い声をあげる人がいない(拍手以外は静か)コンサートであった。
他には
・森田童子のセリフ?はライブのLPと同様に語りかけるような調子ですごく小さな声だった。
・2時間弱であった。(普通ですね。ゴメン)

でもね、言葉では表せないこともあるんだ。
集まったファンたちは皆、ただただ「森田童子を感じたかった」んだと思う。
オイラは予想通り?泣いていたヨ。(まったくよく泣く男だ(笑)・・・でも正直な話、泣きにきたんだ。)

周りのファンも泣いていた人が多かった。でも、決して声には出さない。
みんな、嗚咽を抑えながら「森田童子」を聴いている。
声に出してしまえば、自分も、周りの人たちも、、、
森田童子の歌が聞きづらくなってしまうから・・・・・・・・・

そんな優しいコンサートだった。

コンサートが終わって会場をでると、まだ、シュプレヒコールが行われていた。

森田童子のもつ優しさ⇔激しいシュプレヒコール
森田童子の外見⇔声・歌詞

ギャップばかりの現実に目眩がした。

そして、Fとオイラはしこたま酒を呑んだ。
そして泣いた。(泣いて、酒をのんで、泣いて・・・・まるで、「酒と涙と男と女」ですね。男2人で色気は無いが・・・・)

酔いが回ってきたので、続きはまた明日。

PS 昨日の失敗に懲りて本日は呑み控えめ。コークハイ5杯目です。が、下書きだけ書いて、寝てしまっていた。というわけで更新が普段よりおそくなりました。

********
本日はコンサートネタなのでライブが良いと思うのだが、
敢えて、通常版「センチメンタル通り」をを載せる。

去っていくバイクのエキゾーストノート音。・・・好きなんだよね。

※よくコメントをくれる牢人「河田越後守」さまに捧ぐ。
 遠い越後を思い出されよ。