ブラジャーについてお悩みがある方がとっても多いと感じています。きっと、ほとんどの女性が今までにブラジャーに違和感を感じたことがあるのではないでしょうか。

 

今日は、ワイヤーがきつい・ワイヤーが痛いというご相談にお答えしたいと思います。

 

ワイヤーがきついと感じる理由は幾つかあります。

そもそもブラジャーのサイズが合っていない。

「ワイヤーの横幅の長さ」と「自分の体の幅」とが合っていない。

・ 胸骨とワイヤー内側の高さが合っていない。

固すぎるワイヤーが使用されている。

そのブランドのパターン(形)が合わない。

 

一つずつ見ていきましょう。

・そもそもブラジャーのサイズが合っていない。

これは、だいたい本来のサイズよりも小さいサイズを着用していることが大半です。カップ、アンダーが実際のサイズよりも小さければ、当然きつく感じます。お洋服と一緒です。

 

・「ワイヤーの横幅の長さ」と「自分の体の幅」とが合っていない。

まず、バストの範囲をご存知ですか?鏡の前に立って、横からご自身のバストを、少し脇を上げて、見てみてください。どこから膨らみが始まっているでしょうか。脇の下あたりから少しずつ緩やかに膨らんでいるのが分かるでしょうか?今まで思っていたよりも、バストの範囲は大きいのです。それよりも随分内側の幅のワイヤーだと、ワイヤー終わりの部分が食い込んで物凄く痛くなるのです。

 

・胸骨とワイヤー内側の高さが合っていない。

胸骨が少し前に出ている方は、ブラジャーの中央部ができるだけ低いもの(自然とワイヤーは低くなります)か、ワイヤーがぐっとバスト手前に倒れない・食い込まないものをお勧めします。安定感を持たせるためにワイヤーがぐっと内側に入り込むように設計されているものもあるので、実際に試着をして、腕を上げたり下げたり、ウエストを捻ったり、背中を丸くするなど、動くことで見極めることができます。

 

固すぎるワイヤーが使用されている。

今お手元にあるブラジャーのワイヤーの両端を持って、軽く前後非対称にずらしてみてください。明らかに固い!と思うものであれば、きっとバストも同じように感じていると思います。バストに食い込む強度ももちろん大きいです。幾つかのメーカーをお持ちであれば比べてみてください。なければ、下着売り場に行って、比較してみてください。幾つか試着をさせてもらって、どの固さがご自身に合うかを確認することをお勧めします。

 

そのブランドのパターン(形)が合わない。

メーカーやブランドによって、「理想とする出来上がりのバスト」が違います。大きく見せるための形、小さく見せるための形、谷間を作ることを最優先している形、とにかくゆるくバストを作りこまない形、さらには育乳ブラといってバストを大きくする形、など本当に様々です。その形と、皆さんのご希望があっていなければ、当然のこと違和感を感じるはずです。どんな形にバストメイクをしたいのか、どんなバストデザインが理想的か、そして、その理想を叶えてくれるメーカーを探すことが大事になります。

 

これらを探すために一番お勧めなのは、百貨店の社員さんのフィッターを探すことだと思います。各メーカーのフィッターさんは、各社の商品のみをご案内してくださいますが、社員さんはどのメーカーでも、ブランドでも、インポートでも、数ある中からベストなものを探してくれます。またベテランさんが多いのも特徴だと思います。

 

街にある下着屋さんではインポート物が中心のところと、各メーカー直営店がほとんどです。インポートランジェリーはとても素敵ですがサイズが難しいので、必ず店員さんにご相談することをお勧めします。

 

兎にも角にも、相性の合うフィッターさんを探すことに限ると思います。そうすれば、ワイヤーの痛くない、ベストサイズのランジェリーに出会えると思います。

 

最後に、ナオランジェリーは、ワイヤーの幅が広めでバストに全く負担がかからないのに、“やりすぎない大人の谷間感”が特徴のバストメイクをします。ワイヤーは一般的なものよりも柔らかめです。谷間を作る目的のブラジャーも少しご用意していますが、いずれもふんわり柔らかい丸い形のバストデザインです。私(デザイナー兼オーナー)もフィッターですので、お悩みがございましたらどんなことでもお気軽にご相談くださいませ。


 

菜緒

 

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