伝統的工芸である陶器を見に行くため、
京都・滋賀へ出張に行ってきました。
目的はこれ。この色艶、溜息がでますね。
これを製作している窯元さんのところへお邪魔してきました。
この窯元があるのは滋賀県甲賀市信楽町。このあたりの地で作られる陶器を「信楽焼」といいます。信楽焼とは日本の六古窯の一つで大変古い歴史をもっています。
ちょうど紅葉も始まり、空気も澄んだように綺麗でとっても素敵な場所でした。皆さんピンとこないと思いますが、これでどうでしょう。

たぬき!どこかで見たことありますよね、このたぬきちゃん達(^ε^)商売繁盛の縁起物で店の軒先になんて置いてありますよね。これを生産している産地です。
職人さんが一つ一つ丁寧に気持ちを込めて、そして正確につくっています。大切な人と家でご飯を食べるとき、大量生産された味気ないものより、温かな気持ちのこもった器たちで食したいです。
ちなみに、私事で恐縮ですが・・私の食器はすべて母が陶芸教室でつくってくれた陶器です。全ての器やカップの裏に「Nao」と描いてくれています。
このような家族を想う気持ち、これこそがまさに日本人が大切にしていた想いだと思います。つい先日、「家族や周りの人を大切にすること、全ての伝統はこれが基になっている」と石川県のまた違う窯元さんにお話を聞きました。このことについても違う記事で書きたいと思います。
皆様も、器を気にしてみる・・それだけで食事がさらにグッと楽しくなると思います(^ε^)♪
菜緒


