ファウルチップ | はばたけ!ダイヤモンド☆スターズ

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名東区の少年野球チーム、ダイヤモンドスターズ(現在、活動は休止中)で育った子どもたち。その最近の様子を綴っています。

 先日、試合中にこんなことがありました。ランナー2塁でエンドランのサインを出したところ、バッターの当たりはファウルチップ。キャッチャーがちゃんと捕球しているので、主審はもちろん「ストライク」をコールします。このとき、2塁ランナーは既に3塁に到達していたのですが、スライディングから立ち上がると、おもむろに2塁に向かって走り出しました。ベンチからは、「戻れ~!」という悲鳴が・・・。

公認野球規則2.34 「ファウルチップ」
 打者の打ったボールが、鋭くバットから直接捕手の手に飛んで、正規に捕球されたもので、捕球されなかったものはファウルチップとならない。ファウルチップはストライクであり、ボールインプレイである。

同7.08(d)【原注】
 走者は、ファウルチップの際はタッグアップする必要がないから、盗塁することもできる。しかし、チップしたボールを捕手が捕らえなかった場合は、ファウルボールとなるから、走者は元の塁に戻らなければならない。

 これはかなり初歩的なルールだと思うのですが、このケースでは、おそらく3塁コーチャーがランナーに対して間違って「ファウル!」と伝えたので、ランナーは2塁に戻ろうとしたのでしょう。このときは、相手が何もしてこなかったので難を逃れましたが、もしキャッチャー(もしくは返球されたピッチャー)が3塁に送球していたら、このランナーは2・3塁間で挟殺されていたはずです。

 ファウルチップはストライクでインプレイ。この当たり前のことが、緊迫した場面では頭から飛んでしまうことがあります。肝に銘じておきましょう。

 ちなみに、ランナーコーチャーは、決して控えの選手が務める補助的なポジションなどではなく、監督、コーチとともに試合の流れを支配する、とても重要な役割を担っています。しっかりルールを勉強して、いつも元気な声で適切な指示を出せるように準備しておいてほしいものです。