遠くから何かがやってくる

僕は白木のベンチに一人腰掛ける
平野に横たわる一本の道
そのすぐ脇に設置された
取り立てて特徴のないベンチ
殺風景な僕の居場所

そこへ騒がしいものが近づいてくる
視界の端でぼんやり眺めているうちに
僕の居場所に色が染み込んできた

とても派手な生き物だ

正確に言えば
色とりどりに飾った生き物の列だ
僕の視線はそれらに捕まることはなく
ただ前方に向けられているだけ
とは言え




絵本コンテンツの下書き。
私の文章はあらたさんの絵に添えるだけ。