コミケが終りようやく公式板も復活。


久しぶりに覗きに行きました。


いろんなスレッドのタイトルを斜め読みしてましたが


今更ながら絵羽スレッドの表題でもあり彼女の名台詞(?)


としてもお馴染みのヘソ噛んで死んじゃえばー


がふと、妙に気になりました。


ちょっと想像しました。



・・・・・・・



すごく痛そうです。痛くてほんとに死んじゃいそうです。


拷問です。


意味はよくわかりませんが、なんだかひどいことを言われている


ことだけは伝わってきます。


考えてみました。


ヘソを噛む ⇒⇒ 届かないし出来そうに無い。頑張っても悔しいけど無理

            みたいなニュアンス?



死ぬ ⇒⇒ その上死ぬ。



【そのまんまつなげてみると】


どうせ毒にも薬にもならなそうな無意味なことでも勝手にやっててそのまま


死んじゃえ!!


【意訳してみると】


1人で勝手に死んじゃえ!!


みたいな感じなのかな・・・?なのかな・・・?


あっちいけバカー みたいな感じなのか・・・


そう思うと


ますます絵羽がかわいく思えました。


そして誰もいなくなった。



そして誰もいなくなった (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)/アガサ クリスティー
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閉じられた世界での物語り。


クローズド・サークル。





後世に続く、「閉じられた空間」「限られた人数」「有限の可能性」


のミステリーの基本はこの作品かなと私も思っております。


うみねこでわざわざこの作品をキーワードとして登場させたのは


ノックス10戒もさることながら、うみねこの舞台もクローズドサークル


だからこそ、この物語の世界で成り立っている事項はある程度参考に


していいのかな、と勝手に解釈しています。



うみねこ TIPSより抜粋。



ノックス第1条。 犯人は物語り当初の登場人物以外を禁ず。
ノックス第2条。 探偵方法に超自然能力の使用を禁ず。
ノックス第3条。 秘密の通路の存在を禁ず。
ノックス第4条。 未知の薬物、及び、難解な科学装置の使用を禁ず。
ノックス第5条。 (欠番)
ノックス第6条。 探偵方法に偶然と第六感の使用を禁ず。
ノックス第7条。 探偵が犯人であることを禁ず。
ノックス第8条。 提示されない手がかりでの解決を禁ず。
ノックス第9条。 観測者は自分の判断、解釈を主張することが許される。
ノックス第10条。 手がかりなきほかの人物への変装を禁ず。

こちらに加えて

クローズドサークルに置いて外界からの干渉は不可。

(第3条に含まれているのかもしれませんが、要するに島の中は如何なる

干渉も受けない。実は特殊部隊がひっそりとゴムボートで乗り付けてました

とか100M離れた島外から爆弾を放った、とかは無し!)


という形で進めたいなと。


EP5の中で島田荘司さんの占星術殺人事件とアガサクリスティーの名作


そして誰もいなくなった、の件が登場しました。


このブログではない、一般公開用の(笑 ブログでも書きましたが、島田さんの


占星術殺人事件は私が【本格ミステリ】に期待しているものが集約された傑作


だと思います。


(余談ですが、私の中での聖典に近い作品で、珍しく繰り返し読んだ小説なので


盗作問題で話題になった某有名漫画作品を読んだときは、怒りを通り越して呆れ


ました。ミステリー好きなら絶対やってはならない領域。)


占星術殺人事件 (講談社文庫)/島田 荘司
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占星術の魅力は


■独特の猟奇描写


■6姉妹という萌えポイント


■探偵からの挑戦


■鮮やかなトリック


とあげればキリが無いですが、


「その時代だからこそ成立しえた」


ある意味刹那的な物語


にあると思っています。


科学捜査が発達して、プロファイリングなんていうカッコイイ手法が大手を奮って


歩く現代、この2009年度だと、占星術の世界って成り立たないんですよね。


引き合いに出すのならうみねこにも


「この時代だからこそありえた」


っていう要素を期待したいな。


でもってさらに贅沢いうと、せっかくの日本発のミステリーだから


日本のこの時代だからこそなりえたミステリーであってほしい。





余談ですが、時代感満載のミステリーだとこの辺もオススメです。



☆迷作☆

イニシエーション・ラブ (文春文庫)/乾 くるみ
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★ご紹介するまでもない有名作・・・★

砂の器〈上〉 (新潮文庫)/松本 清張
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ミステリーじゃないかもですが。。。。

新堂ワールド全開。

カリスマ(下) (トクマ・ノベルズ)/新堂 冬樹
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