久しぶりに映画「ハード・デイズ・ナイト」を見ました。
いい映画ですね。
きちんと取材したうえで作られた脚本なのでビートルズの姿が演技とも、素ともとれます。自然な感じがするのがいいですね。

基本的にコメディ映画なので気楽に見られるのもいいです。モンティ・パイソンも含め、英国の笑いは「ニヤリ」としたタイプに思えます(米国はゲラゲラな感じでしょうか)。
ビートルズはコメディがよく似合いますね。どこかとぼけた味わいのある四人組で、これが親しみやすさであり、当時絶大な人気を誇った理由のひとつでしょう。
ストーンズには絶対ない雰囲気ですからね。もちろんストーンズも好きですよ。

モンキーズも親しみやすいキャラクターですが、ビートルズは硬派な音楽好きを唸らせられる高い音楽性も兼ね備えていますからね。
「四人はアイドル」という邦題が二作目の映画につけられましたが、今でいうところのジャニーズとか、韓流スターみたいなもので、大人気だったようです。
「ようです」と書いたのは、私はこの時代を体験していないからです。この辺はリアルタイム世代の方にはかないませんね。

そんなアイドルオーラ全開のビートルズを少しだけ追体験できる映画「ハード・デイズ・ナイト」。未見の方は是非。