先日、ジョージの伝記映画を見ました。マーティン・スコセッシ監督の大作です。

ダークホース・レーベルの頃の音楽についてほとんど触れられていないのが残念です。
ただ、ジョージが常に強い信念をもち、筋の通っていないことには断固とした態度をとる人だったことは新たな発見でした。
息子さんは父であるジョージに「こわい」というイメージが少なからずあったようですね。
ジョンがかつて「ジョージがそう言うならそうかもしれない」という旨の発言をしていますが、なるほど筋の通ったジョージなら信頼あるのかも知れませんね。

ポールは我が強いイメージがありますが、ジョージも負けず劣らずそうなのかも……。
アンソロジーで再会したポールに開口一番「菜食主義者がなんで革ジャンきてるんだ?」と鋭い皮肉を言い、ポールも苦笑いするしかないという場面がありました。ジョージやるなと思いました。

初公開となる(少なくとも私は見たことのない)珍しい映像の数々が楽しめるという面もあります。
未見のビートルズファンは見ておきたいですね。