久しぶりに書きます。
遅ればせながら「ロンバケ」30周年盤を聴きました。
大滝詠一の「A LONG VACATION」(81年)は日本ポップス史上最高傑作であり、それは私が云々しなくとも多くで語られています。

今回の目玉はバッキング・トラック…つまりカラオケ…が初公開されたことです。まるでビーチボーイズの「ペット・サウンズ・セッションズ」のようです。

中でも「君は天然色」の音程加工前が聴けたのは嬉しいですね。知りませんでしたね、そういう加工を経て「~天然色」が出来上がっていたのは。

ところで次の「EACH TIME」(84年)の30周年盤にも期待が持てますが、こちらは比較的シリアスな作品が多く、「ロンバケ」の適度なユーモアがなおさら輝いています。