ポール・マッカートニーはすごい。
六十代も終わろうとしているのにまだまだステージに立ち続けるのだ。六十代でバッターボックスに立つ野球選手のようなものだ。
ファンであればバッターボックスに立ってくれるだけでも感激だろう。ポールの場合はホームランとまで言わずともヒットを打つのである。これが凄い。

昔チャック・ベリー還暦記念コンサートの記録映画があり、60歳という年齢が当時中学生の私にはとても高齢に思えたが、今のポールはそれよりも年上だ(まあ、チャック・ベリーはさらにさらに年上なのだが)。
ポールはじめ、じいさんロッカーが元気だと勇気づけられる。三十代半ばで音楽を続けてよいのだと励まされる。

私はもうすぐ36だが、音楽を続けていることに疑問を感じることがここ数年増えてきた。
しかしベテラン勢を見ると私なんてまだまだ甘いと思わされる。

とりとめのない話になってしまったが眠たいのでそろそろ寝ます……。