先日発売されたJohn Lennonのリマスタリングされた

アナログボックスセットを購入してみました。



最初に、“開梱し、手に取ってみた感想を一言”








「今までで最低レベルのスリーブの再現度に愕然としました」。

表面のコーティングはなく、

MILK & HONEYにいたってはカラーコピーレベルです。

インナースリーブも紙質が全く異なりこれまた愕然。


外国人にこう仕事を任せちゃダメだなと痛感。

なんでこれでゴーサイン出しちゃうかなぁ?

まだ聴いていないので音の方の感想は書けませんが、これは本当にがっかりだなぁ。

追記:

今日一日自分が書いた記事を読み返し、

これではさっぱり伝わらないと思ったのでもう少し詳しく書きます。

今回のボックスはスリーブ関係はドイツで一括で制作するという情報を得ていたので、

僕が購入したのは輸入盤です。

まず全部のアルバムに言えることは

スリーブの写真が若干拡大されていて端の絵柄が切れていること。

それによって印象が変わってしまっていること。

版権管理会社の表記などは当時の記載を再現せず現状のものとなっていること。

『JOHN LENNON / PLASTIC ONO BAND』をUKオリジナルと比べてみると

スリーブの色味が淡くぼやけた感じになってしまっています。

インナースリーブには歌詞・クレジットが記載されていますが

パッと見ただけでも、

オリジナルは「JOHN LENNON / PLASTIC ONO BAND」と大きくタイトルが記載されていますが

リマスター盤は「JOHN LENNON PLASTIC ONO BAND」となっている。

オリジナルはEMIによっていわゆるFから始まる文字、Cから始まる文字が伏字になっているのが

リマスター盤はそのまま表記されている。

EMI recordingの文字がない。

フォントの間隔が違う、などなど。



IMAGINEのインナースリーブにも歌詞・クレジットが記載されていますが、

放射線状にデザインされているため、作り直すのが面倒くさくなったのか、

そのままスキャニング→2階調化していると思われ、

かすれているし

ここだけNorthern Songs Ltd.,の表記が残っている。



MILK & HONEYはポリドールからの発売だったため

今回主導権を握っていると思われる旧EMIサイドにポジはもちろんのこと、

制作にあたっての見本とするいいオリジナルも用意できなかったのか、とにかくぞんざい!




全部挙げていくときりがないのでこの辺で。




今回2014年9月に発売されたTHE BEATLES IN MONOのスリーブの再現度と

同じレベルのものを期待したのですが、正直遠く及びませんでした(せめて一昔前に出たEMI100くらいには作りこんでほしかった!)。

せっかく欧米ではアナログ回帰の動きがあるのにこんなぞんざいな仕事して!

(ドイツで制作するのでそれほどひどいものは作らないという予想を覆してくれた)

ほんと僕のようなJohnファンは怒ってるんだぞ!!!