マイケル・ジャクソンが6月26日(日本時間)に亡くなって、

その後しばらく追悼としてラジオ、テレビで

全盛期のとき並みにアルバム「THRILLER」からの曲が流れていました。


なので、僕はTHE BEATLESとあわせて

彼の曲を聴きまくっていた中学生時代にタイムスリップしたかのような錯覚に陥った夏を過ごしました。



亡くなったその日から彼のCDは現役のミュージシャンよりもはるかに多く売り上げを記録、

UKでは年間チャートトップクラスになるのではとさえいわれています。



そして追悼と称して数多くの書籍が出版されました。


そして僕はマイケル・ジャクソンの当時(80年代前半)の写真が手元に少ないこともあり

買い漁ってしまったわけで。

以下僕が買った追悼関連書籍…。
イメージ 1

「TIME」 July 2009 Michael Jackson Special Commememorative Edition
「マイケル・ジャクソン ポップ・レジェンドに捧ぐ」 インフォレスト
「マイケル・ジャクソン メモリアル(大人のロック特別編集)」 日経BP
「マイケル・ジャクソンMichael Jackson 1958-2009 追悼写真集」 講談社
「Michael Jackson The King of Pop 1958-2009 マイケル・ジャクソン」 青志社
「Michael Jackson 1958-2009 Life of a Legend マイケル・ジャクソン伝説の軌跡」KKベストセラーズ社
「Who’s badマイケル・ジャクソン 1958-2009」 シンコーミュージック
「マイケル・ジャクソン インタビューブック」Rolling Stone



全部をつぶさに読んだわけではないのですが、

はっきり言って「追悼」なんて言葉を付けて売る神経は信じられない!

といった内容の本もあります。

日本の評論家の彼に関する評価内容の表現が薄いこと、

呆れてしまいますな。

と言うかマイケル・ジャクソンがミステリアスすぎて評価不能に陥っているといった感じ。

「マイケル・ジャクソン インタビューブックRolling Stone」あたりは

肉声が記載されているから買ったけれど

一部の記事があまりに酷評すぎてファン向けではないと思われる…。



そしてほとんどのちょっと意地悪な書籍はこうまとめている-

奇跡の神童、

アルバム「THRILLER」によって人種の壁を越え、

エルビス、ザ・ビートルズ以来の凄まじい栄光を手にする、

果てしない孤独による栄光からの転落・迷走・スキャンダル…。

活字にすると彼の激動の人生がただの悲劇としかならない。

そうなのか?それだけなのか?

「マイケル・ジャクソン ポップ・レジェンドに捧ぐ」はその中でも

非常に好意的ではあるけどコアなファンには周知のことばかりなのかもしれない。

さらに90年代あたりからWEBから取ったような低解像度の画像が多くまともな写真があまりない。


前述の「TIME」に記載されている彼への評価の言葉

“No Celebrity Supernova Burned Brighter than Michael Jackson at the Peak of His Career
(Michael Jacksonのキャリアにおける絶頂期より輝いた超有名人はいない”

この言葉が一番胸に響いたかな…(ただしこの雑誌も純粋に追悼しているわけではない)。

酷評を載せた雑誌に散財し果たして無事に9月のあの日を迎えることが出来るのか俺?(苦笑)。

いいんだ、僕は中学生のときお金がなくて買えなかったマイケル・ジャクソンの82~85年くらいの写真が欲しかったんだから、と自分を納得させています。