
ビートルズの全オリジナル・カタログ・初のデジタル・リマスターCD発売のニュースは、
まさに『ついに!』といった感じでした。
遅くなりましたが果てしない期待と不安を込めて僕なりの感想です。
まず、ファンの間ではなぜこのタイミングかと議論が尽きないようですが(笑)。
僕は買っても恐らくすぐには聴かない(笑)。
少しずつ聴くだろうな~。
だから発売以降の情報の扱いには注意が必要だわな。
聴くより先にここがよくないなんて評論を読むとどうしても先入観が生まれてしまいそう。
それでは次に
オリジナルUK盤に準じたジャケット-これは当然ですね-で、
オリジナルのライナー・ノーツと新たな解説、
そして珍しい写真を収めたブックレット付とのこと。
さらに『期間限定!』で、アルバムに関する短いドキュメンタリー・フィルムも収録されるとのことで、やはりなんとしても初回プレスを抑えたいですね。
リマスターは、4年がかり、
ということはかなり時間をかけて満足のいく仕上がりということでしょうか?
オリジナルのリリース以来、もっとも原音に近いサウンドだとのコメントも
もし本当ならうれしい限りです。
ただ、クリック音、ヴォーカルの破裂音、過度の歯擦音、不手際な編集などは、
曲本来のイメージを損なわないかぎりにおいて、修復されることになった
とのことですが、
エンディングでのRingoがスティックを置く音とか消さないでいて欲しい(僕はこだわる-笑)。
あとどこが修正されるかな?
ビートルズの最初のアルバム4作が、
全曲ステレオでCD化されるってのもうれしい。
MONEYのイントロのグリッサンド復活だ~!
ボックス・セットにはドキュメンタリーを集めたDVD付き。
ブックレットには、グループの歴史に関する詳細な解説と、
有益な情報を満載したレコーディング・ノートが掲載、
これもどこまで新事実を反映されたものが収録されるのか期待と不安。
それぞれのアルバムのメイキングに関するミニ・ドキュメンタリーを
クイックタイムのファイルで収録ですか-解像度的には満足いくものなんでしょうか?
これに関してはちょっと不安です。
とにかく日本盤(を買うかどうかも決めてないけれど)に関して言えば、
とにかく聴き取りの歌詞と訳詞を正確にしてもらいたい!
なぜいつまでも間違った歌詞・訳詞を掲載しておくのか理解に苦しみます。
モノラル集大成の『The Beatles in Mono』について。
『ヘルプ!』と『ラバー・ソウル』には、
オリジナル・ステレオ・ミックスもボーナスとして収録される
ってこれがよくわかりません。
まさか2 in 1ってことですか?
ちがいますよね?
なぜモノボックスの方に入れるのでしょうか?
オリジナルのインサートやレーベル・デザインもすべて再現した紙ジャケットでリリース、
ということはGold Parlophoneも再現されるんですか~!
紙ジャケで再現にこだわって欲しいのは色、とフォント、です。
スキャニングで再現すると文字はどうしてもぼやけてしますが今回はどうするのでしょう。
厳密に言うとヘルヴェティカひとつとっても60年代のと現代のDTPフォントはかなり形が違いますからね。
背のフォントは是非60年代Gill Sans(だと思う)で渋く決めて欲しい!
ステレオモノ2 in 1じゃなくて本当に良かったと僕は思っています。
オリジナルの「終わり」で終わって欲しいし、15曲目以降はパッと何曲目かわからなくなるし。
ま、いずれにしても他のファンの方々が心配されている通りフトコロ事情ですよね。
ボックス2つ買うとおそらく7万近くなりますから。
更にアナログ盤も併せて発売なんてことになったらどうしよう(汗)。
え~っと最後に英国オフィシャルサイトにアップされている動画やっぱりカッコいいです。
特にWHILE MY GUITAR GENTLY WEEPSに切り替わるところ
ハッとしますよね~。
久しぶりの記事でえらく長くなりました。
次に記事を書くのが9月なんてことになりませんように(笑)