I'M SO TIREDで
Johnが
“間抜けなやつ”で
“呪ってやる”
と歌っているのが
ウォルター・ローリー卿です。
Johnが
“間抜けなやつ”で
“呪ってやる”
と歌っているのが
ウォルター・ローリー卿です。
彼は17~18世紀の実在の人物で、
処女王として名高いエリザベス一世の寵臣でした。
処女王として名高いエリザベス一世の寵臣でした。
アメリカに最初のイングランドの植民地「ヴァージニア」を建設した人物でもあります。
エリザベス一世の寵愛を受けていながら
他の女性と結婚したりして
女王の逆鱗に触れ
ロンドン塔に幽閉されたりしています。
他の女性と結婚したりして
女王の逆鱗に触れ
ロンドン塔に幽閉されたりしています。
喫煙の習慣をイングランドの持ち込んだ人物とされています
(だからJohnが呪ってやると歌っている…ちょっと理不尽?
まあそれだけで間抜けなヤツと歌っているわけではないのですが)。
(だからJohnが呪ってやると歌っている…ちょっと理不尽?
まあそれだけで間抜けなヤツと歌っているわけではないのですが)。
彼がタバコを吸っているとき
侍女が「ご主人様が火事だ」と勘違いし
水をぶっ掛けられたりしています(ホントか?!)。
侍女が「ご主人様が火事だ」と勘違いし
水をぶっ掛けられたりしています(ホントか?!)。
有名なエピソードとしては、
エリザベス一世がぬかるみの中を歩いていて水溜りの前に差し掛かった時、
さっと着ていたマントを脱ぎ
水溜りの上に恭しくかぶせ
女王に足元が濡れないようにしたってのがありますね。
エリザベス一世がぬかるみの中を歩いていて水溜りの前に差し掛かった時、
さっと着ていたマントを脱ぎ
水溜りの上に恭しくかぶせ
女王に足元が濡れないようにしたってのがありますね。
これのパロディが映画『A HARD DAY'S NIGHT』の中で
Ringoが女性に対して同じことをしているヤツですよ。
結局その女性は(なぜか)落とし穴に落ちちゃう…
けっこうベタだけど思わず笑っちゃう場面。
Ringoが女性に対して同じことをしているヤツですよ。
結局その女性は(なぜか)落とし穴に落ちちゃう…
けっこうベタだけど思わず笑っちゃう場面。
けっこう好き放題生きていたウォルター・ローリー卿も、
エリザベス一世の跡を継いだジェームズ一世の治世に
南アメリカで探検中略奪・戦闘を行った罪を問われて斬首に。
エリザベス一世の跡を継いだジェームズ一世の治世に
南アメリカで探検中略奪・戦闘を行った罪を問われて斬首に。
もっとすごいエピソードがその死後にあって
彼の妻は彼の首に
防腐処理を施していつも傍においていたってのがあります(うげ~)。
彼の妻は彼の首に
防腐処理を施していつも傍においていたってのがあります(うげ~)。