名を変え、品を変え複数出ています。
生前唯一のベスト盤SHAVED FISH、
射殺直後にレーベルを超えて発売されたJOHN LENNON COLLECTIONの他、
1998年頃(←よく覚えていない) 死後発売された作品も含めたコンピレーションLENNON LEGEND、
そして全ての曲をリミックスし直した後
改めてベスト盤としたWORKING CLASS HERO THE DEFINITIVE LENNON…
一応発売する理由はありますね(かなり強引な気がしますが)。
その他日本独自のベスト盤があったような気がしますが省略します。
僕も含めて昔からのファンは当然SHAVED FISHを好むでしょうね。
なにしろJohnがその存在を知っていたアルバムですから!
僕個人としてはJOHN LENNON COLLECTIONも許容範囲です…
もちろんレコード会社がJohnの死すら商売にしてしまった、
という批判もあるのは知っていますが、
最後の日のJohnを捉えたジャケットと
SHAVED FISHで編集され隠れてしまった曲
GIVE PEACE A CHANCEとHAPPY CHRISTMASがアルバムで聴けたこと…
それが許容範囲の理由です。
なぜこんなにベスト盤を組まなきゃいけないか?
それはおそらくCDが売れないからでしょう。
CDを買っているのは僕を含めた30~40代が中心で、
若い人たちは携帯にお金を取られてCDをあまり買わない、
買えないという現状です。
CDにお金を遣ってくれない若い人たちに関心を持ってもらい、
新しいファンを獲得するために
手っ取り早くすることと言ったらやはりベスト盤を発売することです。
でも同じのを発売してたんじゃ
ニュースにならないし
30~40代の人たちも入手済みのCDじゃ食指が動かない。
じゃあ新しいのを作ろうということになる。
もうコレクターの域まで達した人たちは何でも買うから…みたいな。
THE BEATLES 1が異常に売れてしまったことを考えると
事態はけっこう複雑(?)なような気がします。
解散してしまったグループのベスト盤といえば
既に発表・発売済みの曲ばかりの選曲になるのは当然です。
さらに“Johnがメインで作曲した有名な2曲
STRAWBERRY FIELDS FOREVERとPLEASE PLEASE MEが入っていない
新しいベスト盤”っていうのはどうか…との思いがあったのですが、
僕は結局というかやっぱり購入しました。
PaulがTHE BEATLES 1の曲順・選曲ともに
気に入っているという旨の発言を聞くに至り
実は当時の僕の頭は混乱状態。
そうだPaulは生きているから
本人が納得していればベスト盤がどんどん出てもいいんだって
自分を納得(?)させ…
いや待てTHE BEATLESは4人でTHE BEATLESでしょ?
昔聴いていたけど洋楽はすっかりご無沙汰という人たちまで
気軽に聴けるという理由でTHE BEATLES 1を購入したらしいし…。
さらに話はちょっと脱線しますが…
ベスト盤とは違うけれど問題のニュー・アルバム『LOVE』
こ、これは、どう解釈すればいいんでしょう?
たしかにジョージ・マーティンが制作に携わっているとはいえ…
正直頭を抱えてしまうな。
確かに絶対聴きたい、
でもこれからもこういう路線で昔の音源をリミックスし続けていくのでしょうか?
そんな
ハリウッドが昔製作した映画を何度もリメイクするみたいなやり方は
真似して欲しくはないんですが…!
新しいベスト盤ってのは昔からのファンにとっては厄介なもの、
新しいファンにとっては入り口、
そしてレコード会社にとってはこれほど楽な仕事はない?
ってことになるんでしょうか?
う~む 今回もうまく文章が書けなかった…
言わんとしている事の半分くらいしか
表現できてないような気がします。
徒然にキーボードを叩いたので乱筆(?)
日本語表現の間違いはご容赦ください m(_ _)m