途中バスの運転手が
「兄ちゃんは今晩どこに泊まるの?」と
話しかけてきたので
「Athloneです」と告げました。
すると、
「もし宿の手配をしてなければ
リーズナブルなB&Bを知っているから紹介してあげるよ」
と言ってきました。
長い道のりを経てやっとのことでAthloneに到着。
そのバスターミナルで、
さっきの運転手が彼の若い後輩らしき人?に
「あの日本人にあの例のB&Bへの行き方を紙に書いて教えてやってくれ」
と言うのが聞こえました。
その若い男の人から地図をもらって
紹介されたB&Bまで歩いていくと
かなりきれいな感じのB&B。
値段を訊くと高くもないので、
そこに宿を取ることに決めました。
荷物を置いて街を人歩き、Athlone城の近くで夕食をとって、
また夕涼みに散歩しました。
ヨーロッパの夏は日没時間が遅いため、
街は明るいけど人がほとんど歩いていません。
一人ぼっちでシャノン河の橋の上で
川の流れを見下ろしていると空には真っ白い月が昇っていました。
欧羅巴の幻想的な夕暮れ、
紫色の真ん中、
月と街灯だけが白く光っていました。
こんな時一人旅だとああホントに遠くまで来ているんだなぁって
しみじみ思いますね。
写真はAthlone城とそのときのシャノン河から見た夕暮れです