読書メーターにしょっちゅう薦められるので読んでみました。
戦争の歴史を知らなかったということもあるし表現が生々しくてとても辛く感じ、なかなか読み進めることができなかったです。
そして読み始めてカタカナが多い(ベルリンが舞台なので当たり前)ことに気づく。
カタカナの名前や地名が出てくると、どうしても名前とかを覚えられないことを思い出しました(笑)
カタカナ、苦手だ。
第二次世界大戦終戦直後のドイツでの濃密なアウグステとカフカの二日間。
クリストフを殺したのは誰なのか?という犯人探しよりも、作中に描かれているドイツにおけるユダヤ人弾圧や捕虜の扱い、ベルリンを分割統治しているソヴィエトや西側諸国の関係性、街や人々の生活の様子などがつぶさに書かれていて胸が痛くなりました。
作者の熱量たるや。
そして読み終えて思うことは、戦争はいかんよ。ということ。
読んでよかったです。
読書メーターありがとう。
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本の紹介[Amazonより]
著者:深緑 野分
2019年本屋大賞第3位
第160回直木賞候補
第21回大藪春彦賞候補
第9回Twitter文学賞第1位(国内編)
大ヒット『戦場のコックたち』(直木賞、本屋大賞候補作)を超える衝撃!
第二次大戦直後のドイツを舞台にした圧倒的スケールの歴史ミステリ
戦争が終わった。
瓦礫の街で彼女の目に映る空は何色か
ヒトラー亡き後、焦土と化したベルリンでひとりの男が死んだ
孤独な少女の旅路の果てに明かされる真実とは――
読後、きっとこのタイトルに心が震える。
1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で働くアウグステは疑いの目を向けられつつ、彼の甥に訃報を伝えるべく旅立つ。しかしなぜか陽気な泥棒を道連れにする羽目になり――ふたりはそれぞれの思惑を胸に、荒廃した街を歩きはじめる。
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