あー、面白かった。
何回読んでも面白い。
七尾のついてなさ加減に笑いが出ます。
でもかなり残酷な殺し屋同士の殺し合いが描かれています。
七尾(天道虫)をはじめ、狼、蜜柑、檸檬、スズメバチ、木村、木村の両親、槿
と殺し屋または元殺し屋がこんなに登場します。(これで全員かな?)
お気に入りは槿(あさがお)かなー。
黙々と仕事を完遂するところがかっこいいです。
(そして何より生き残ってる!)
生意気な中学生の王子は本当にムカつく。
大人を馬鹿にしたらいかんぜよ。
木村老夫婦の活躍っぷりが痛快でした。
で、題名の「マリアビートル」に込められた意味をこれまでは
考えてこなかったのですが、今回やっと意識できました。
七尾のコードネーム天道虫は英語でレディバグもしくはレディビートル
と言うそうです。
レディとはマリア様のことを指すそうで、つまり天道虫はマリアビートル。
海外ではこの天道虫は背中にある星の数だけ悲しみを背負って飛んでいく
と考えられているそうです。
ある意味、七尾の不運は、誰かの不運を一人で背負っているのかもと
七尾の仕事の仲介業者の真莉亜が言ってました。
なるほどなー。
・・・て、仲介業者の名前の真莉亜って、マリア様の事だったのか?
そういえばハリウッドで映画化されてましたね。
観てみたいです。
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