姉に薦められていつかは読もうと思っていたこの本を、ようやく図書館で借りてきました。

 

 

俵屋宗達の風神雷神図屏風を巡る冒険譚。

 

俵屋宗達・・・うん、なんだか聞いたことあるぞ。歴史の教科書に出てきた気がする。

風神雷神図屏風もなんだか聞いたことあるぞ。

その程度の知識で果たして読み進められるのか不安ではありましたが、読み進めるうちに「こりゃおもしろい!」と思うようになりました。

 

どこまでが史実でどこからが創作なのか?

wikiによると遣欧使節団に俵屋宗達の名前は連ねていないので、そこは創作なのでしょう。

 

この上巻では織田信長の命を受けてローマ教皇に謁見する際に献上する洛中洛外図屏風を狩野永徳と俵屋宗達少年が制作して、遣欧使節団とともに船旅にでるところまでが書かれています。

 

表向きの宗達の役目としては、教皇に洛中洛外図屏風を献上するというものと活版印刷の技術を持ち帰るという役割を担っています。

それとは別に信長から、ローマの洛中洛外図を描いてこいと密命も受けています。

 

文字列としてしか認識していなかった歴史上の人物が人格を持って動き始める様子が瑞々しく表現されていて、とても楽しい本です。

特に宗達少年が関西弁のやんちゃな子という設定(?)に面白みが感じられました。

実際はどんな子だったんでしょうね?

 

上巻ではまだ風神雷神図屏風が出てきていないのですが、これがどういう状況で描かれたのか楽しみです。

遣欧使節団はローマにたどり着けるのか?

ローマ版洛中洛外図は描けるのか?

下巻へ急げ!!!

 

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本の紹介[Amazonより]
著者:原田 マハ

美術(アート)という名のタイムカプセルが、いま、開かれる――。
日本が誇る名画『風神雷神図屏風』を軸に、海を越え、時代を超えて紡がれる奇跡の物語!

20××年秋、京都国立博物館研究員の望月彩のもとに、マカオ博物館の学芸員、レイモンド・ウォンと名乗る男が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と、天正遣欧少年使節の一員・原マルティノの署名が残る古文書、そしてその中に記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった――。

織田信長への謁見、狩野永徳との出会い、宣教師ヴァリニャーノとの旅路……
天才少年絵師・俵屋宗達が、イタリア・ルネサンスを体験する!?
アートに満ちた壮大な冒険物語!


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