ホテルに関わる5編の物語からなるアンソロジー。
・青い絵本(桜木柴乃)
・錦上ホテル(大沢在昌)
・聖夜に(下村敦史)
・ドン・ロドリゴと首なしお化け(東山彰良)
・グレート・ナンバーズ(真藤順丈)
・サンセールホテル(柚月裕子)
・蝸牛ホテル(平山夢明)
柚月裕子さんの短編を読んでみたくて購入しました。
一人のスイートルームに宿泊する女性からのクレーム処理がことの発端です。
実質ホテルマン1年目のペーペー秋葉広大にスイートルームのお客さんを任せるのもどうかと思ったけれど、そこは置いといて。。。
先輩にあたる優秀な客室担当の三輪彩香とクレームに対応します。
柚月さんらしい、仕事に対する矜持を持った対応が読んでいて清々しかったです。
あと、真藤順丈さん(初読み作家さん)の「グレート・ナンバーズ」が面白かったです。
色んな場所にいる登場人物が、話が展開していくうちに少しづつ重なっていく物語が、どうやら僕は好きなようです。
恩田陸さんの「ドミノ」がその最たるものでしょうか。
グレートナンバーズもそんな感じで、複数の登場人物が徐々に折り重なって最後に・・・って感じでした。
最後、神殿娼婦が養育費が貰いそびれることから察するに、フレイヤの子の父は◯◯なのかな?

