萌絵が東京の大学に就職したり、加部谷と海月の関係が進展したり、探偵赤柳が襲われたりと、盛りだくさんなGシリーズ7作目でした。
あまりレギュラーメンバーによる謎解きは披露されず、どちらかというとGシリーズ全体のつなぎ役、現在の位置取りを説明するような本でした。
真賀田四季の考えていることの全体像がぼんやりと見えたような、見えないような。
今回は目薬に劇薬を入れて、それに対する社会的な反応を見てサンプリングしているようです。
一種の社会実験?
人間は細胞から成り、社会は人間から成る。
となれば、人間は細胞全体で考えるように、社会も人間全体で考えるべき。
なんだか壮大な話になってきました。
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本の紹介[Amazonより]
著者:森 博嗣
関西で発見された劇物入りの目薬の名には「α」の文字が。同じ頃、加部谷恵美が発見した変死体が握り締めていたのもやはり目薬「α」! 探偵・赤柳初朗は調査を始めるが、事件の背後にはまたも謎のプロジェクトが? ギリシャ文字「α」は「φ」から連なる展開を意味しているのか? Gシリーズ第7作!
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