題名に惹かれて読んでみました。
女性ばかりを襲う連続猟奇殺人。
加害者の蒲生稔、加害者家族の蒲生雅子、刑事を定年退職した樋口武雄の3人の視点で書かれたそれぞれのパートが徐々に重なっていく構成になっています。
とにかく殺害シーンの表現が惨い。
惨い表現ばかりに目がいってしまって叙述トリックに引っかかってしまい、犯人を誤ってしまいました。
普段ならどこでそんなトリックにひっかかってしまったのか軽く読み返すのですが、それをするのが嫌になる程度に惨たらしかったです。
怖気の走る内容で顔を顰めながら読む箇所もあり、正直言って読んで後悔した感じです。
病なら病で、精神的な側面からそこをもっと掘り下げて欲しかったな。
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本の紹介[Amazonより]
著者:我孫子 武丸
永遠の愛をつかみたいと男は願った――東京の繁華街で次々と猟奇的殺人を重ねるサイコ・キラーが出現した。犯人の名前は、蒲生稔! くり返される凌辱の果ての惨殺。冒頭から身も凍るラストシーンまで恐るべき殺人者の行動と魂の軌跡をたどり、とらえようのない時代の悪夢と闇を鮮烈無比に抉る衝撃のホラー。 (講談社文庫)
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