「52ヘルツのクジラたち」で本屋大賞を受賞された町田そのこさんのデビュー作「夜空に泳ぐチョコレートグラミー」を読みました。

 

 

表題作を含む全5編からなる連作短編集です。

各短編に一人はとある街とかかわりのある人物で、面白い構成だなと思いました。

 

・カメルーンの青い魚

・夜空に泳ぐチョコレートグラミー

・波間に浮かぶイエロー

・溺れるスイミー

・海になる

 

アフリカン・ランプアイ、チョコレートグラミー、ブルーリボン(ハナヒゲウツボ)、鯨が作中に出てきました。

「52ヘルツのクジラたち」は未読なので比喩的表現なのかも知れませんが鯨が登場するようですし、町田さんは水生生物が好きなのかな?

 

まず最初の「カメルーンの青い魚」でさっちゃんと啓太の関係が「え?そうだったの?」と驚かされたり、「海になる」に登場する桜子さんが「あそこにも登場していたのか!」と振り返ったり。

仕掛けが面白く、ぐいぐい物語に引き込まれました。

 

全編を通して女性の強さが描かれています。

特に最後の「海になる」では流産・死産を経験した女性が描かれていて、とても重い。

けれど最後には前に向いて生きている強さを感じました。

 

チョコレートグラミーが出てきたのでグラミー賞と関係があるのか?と思って調べてみたら、なんの関係もありませんでした。クマノミ

グラミー賞の名前の由来はエミール・ベルリナーという人物が発明した蓄音機「グラモフォン」の愛称・グラミーに由来するそうです。

 

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本の紹介[Amazonより]

 

著者:町田 そのこ

 

小泉今日子氏推薦! !
本屋大賞ノミネート『52ヘルツのクジラたち』著者デビュー作にして原点、待望の文庫化。

思いがけないきっかけでよみがえる一生に一度の恋。
そしてともには生きられなかったあの人のこと――。 大胆な仕掛けを選考委員の三浦しをん氏辻村深月氏両名に絶賛されたR-18文学賞大賞受 賞のデビュー作「カメルーンの青い魚」。
すり鉢状の小さな街で、理不尽の中でも懸命に成長する少年少女を瑞々しく描いた表題作。その他3編を収録した、どんな場所でも生きると決めた人々の強さをしなやかに描き出す5編の連作短編集。

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え、キョンキョンが推薦してたんだ。爆  笑

 

 

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