公園のベンチで読了しました。

目の前には多くの親子連れが遊んでいて、「アンパンマンいなくなっちゃったねー。探しに行こう!」と言っているような長閑な光景。

一方で本の世界ではバケネズミとの激闘が終わり、野狐丸への判決が言い渡されるという長閑とは程遠い物語でした。

 

やはり野狐丸は黒幕だった。

バケネズミの解放を狙って悪鬼を利用して人間に襲いかかる。

そしてバケネズミの正体は◯◯だった。

更に悪鬼の正体は・・・。

 

種を存続させるためにとった野狐丸の行動は褒められるものではないけれど、原因は人間の身勝手さであり、なんだか今の人種問題にも共通する問題を孕んでいるように感じました。

 

早季がこの手記を残したのは、この先同じような争いが起こらないように願って書いたものだと思います。

千年後にこの手記が初めて公開された時にどんな世界になっているのか。

 

今から1000年前というと平安時代で藤原頼道が関白に就任したのが1019年だそうです。

平安時代から現代までの進歩とは比べ物にならないスピードでこの先1000年は科学技術が発達するのだと思うと、まったく想像ができません。

人類は宇宙に飛び出してるのかな?

宇宙人と友好的な関係を築けているのかな?

 

妄想が膨らみます。

 

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本の紹介[Amazonより]

 

著者:貴志 祐介

 

PLAYBOYミステリー大賞2008年 第1位

希望――阿鼻叫喚の果てに。
本当の敵は誰なのか。人間は舵を切り直せるのか。

大森望氏大絶賛!!
「傑作揃いの貴志作品の中でも、私見ではこれがきわめつきの最高傑作じゃないかと思う」――<文庫解説より>

夏祭りの夜に起きた大殺戮。悲鳴と嗚咽に包まれた町を後にして、選ばれし者は目的の地へと急ぐ。それが何よりも残酷であろうとも、真実に近付くために。流血で塗り固められた大地の上でもなお、人類は生き抜かなければならない。構想30年、想像力の限りを尽くして描かれた五感と魂を揺さぶる記念碑的傑作!

 

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