結構古い記事になります。



朝生で豹変の津田大介さん、「“朝鮮”を差別的に使う人を見たから顔色が変わった」と反論、さらに「2chまとめサイト」に「偏向報道」と同じと苦言!!



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ITジャーナリストの津田大介さんが、テレビ番組「朝まで生テレビ」に出演した際、
彼のネットの印象における引き合いで『朝鮮人』と言われ顔色が豹変した
事件についてご自身のTwitterで初めて明らかにした。


ツイート内容によると出演者「荻上チキ」さんに対してというよりも、朝鮮人という
言葉を差別的に使うスタンスについて問題があったようだ。
また、最近のまとめサイトに対しても苦言を呈し物議を醸している。




ネトウヨのまとめサイトはこのように編集しております。↓



「こいつクズだ」 → 笑顔で流す
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「こいつ朝鮮人」 → 豹変
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(朝まで生テレビ) 津田大介さん、指さされて「こいつ朝鮮人だ」と言われた瞬間の表情が感情を隠し切れないほど豹変してると話題に



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この件に関し津田さんはTwitterで
『その単語を差別的に使う人がいる状況を
好ましく思ってないから表情変わったんですよ。』
と説明。
https://twitter.com/tsuda/status/329122364203888640


荻上チキさんはあくまで「たとえ」で話しており、津田さんへのメッセージではない。
それも津田さんは重々承知の上だが、世間の「印象」が「朝鮮人」であることを
認識し、憤りを覚えたようだ



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荻上チキさん


またその後に発した「テレビ見ない若者増えてるのとまとめサイトの隆盛に
関わりがある気がしてます。 」発言がまとめサイトによって
『ネトウヨが増えた原因はアフィブログの偏向まとめを見る情弱が増えたから』
発言していないタイトルをつけられた件に関し


元々の発言者が発言してないことを「」で括って発言させたことにして
PV稼ぐのがまとめサイトの手法であることはよくわかってますけど、
それって皆さんが嫌うマスコミの「偏向報道」と同じことですよ。


と反論。
このままほとぼりが収まらなければ、津田さんVSまとめサイトの全面戦争に
突入する恐れが出てきそうだ。
https://twitter.com/tsuda/status/329139637228560384



以下引用しましたが、つまり問題はこういうことですね。


ネトウヨらがスレタイ(「」で括る発言)にて、荻上さんが本来の意味でおっしゃっていないことを勝手に書いて、それが『朝鮮人』というネトウヨが使用する差別ワードであり、それに津田さんが怒ったということです。


私自身、荻上さんのラジオをよく拝聴していて、朝生での「朝鮮人」という単語を「ネトウヨがよく使うもの」として引き合いにだしたわけで、決して差別的な立場でモノを論じる人ではないことはわかっております。氏はむしろアンチネトウヨの立場の気鋭の言論人であることです。



問題なのは、この単語だけが一人歩きし、それがネット上で醜い差別心にもとづく怪情報になって拡散垂れ流されるという現象で、今回の騒動の隔心でもあります。


事実、これらの『まとめサイト』や各種ネトウヨブログによって無知な学生が騙され、それによって多くの「差別の許容と正当化」が横行し、社会がどんどんと右傾排外主義に向かっています。

これは拙ブログの連続記事『‐徹底解説・『安倍ヘイト内閣』の全貌〈前半〉(第一部・第二部)その2‐ 』『‐徹底解説・『安倍ヘイト内閣』の全貌〈前半〉(第一部・第二部)その3‐ 』における「下からのファシズム」に該当します。



また記事の最後に「津田さんVSまとめサイトの全面戦争」などと銘打っておりますが、特定の個人に対してヘイトや誹謗中傷をすれば、かの『栗田薫』(保守速報・管理人)のように法廷にしょっぴかれますから、やる人は是非とも覚悟をもってやっていただきたいですね(笑)



私としては、今回記事の題名にも記した『ネトウヨ斬りシリーズ』に基づいて、ネトウヨが理解する「朝鮮人」という単語の本来の意味の解説を含めて進めていきたいと思います。


これは拙ブログの過去記事『-「朝鮮」の由来- 』にても説明したことですが、元来「朝鮮」という名辞は、紀元前七世紀の記録にあらわれ、、その由来ははっきりしていませんが、「東表日出の地」を表し、箕子・衛満の国号ともいわれ、朝鮮北西部より満州南部や遼東地域も含んでそう呼ばれました。つまり、この名称自体は紀元前600年以上も昔からあって、文字通り「日が昇り朝を迎える」という意味から、中華からみて東洋世界の最も東端を表します。


また檀君の国号とする伝説もできました。
後に李氏の王朝が開かれると、その国号としてえらばれ、やがて朝鮮全域を呼ぶようになりました。また煩瑣な史料から、古朝鮮は中国の燕を攻撃し、斉と貿易していたとします。



他の異称としては、(青丘とか槿域)『山海経』に、海東に君子国あり、槿花多しとあることから出ました。槿花は、「無窮花」(ムグンファ)日本語でムクゲという意味が古くからありますが、いずれにせよ東方の国の意味であります。

また朝鮮は南部に「三韓」があって、李氏の朝鮮が末期に近代的国家として体制を改革したとき、高宗皇帝を戴く「大韓帝国」と号しました。


なお、古代三国の「新羅」(しんら)の名はひろく流伝して朝鮮の呼称になり、「Solko,Silla」などと呼ばれ、雅称として「ケイ林」(卵生神話にもとづく)も用いられ、高句麗(高麗)ついでに王氏の高麗の系統には、もっともひろくゆきわたった「Korea,Corée」などがあります。 韓以下の呼称は、もとはその土号から出たものと推測しますが、語源についてはまだ定説が出ていないようです(私の古い史料では、今現在は出ているかもしれません)。

ゆえに国際的名称としての『コリア』の起源は、高句麗や高麗からその系譜を引き継ぎ、事実上の「意訳」として同義で扱われる『朝鮮』や『韓国』も上述の前提によって成り立つのです。



また『日いづる国』の元祖としての朝鮮ですが、後の高句麗の時代においてもその意味はかわらず、同じ騎馬民族国家である突厥第一帝国から「可汗号」(皇帝号)とともに「前方(東)へ日出づる所の、高句麗可汗(の国)」(『キョルテギン碑文』大唐時代の突厥碑文)と称されました。つまり日本と違って「自称」ではないのです。



ネトウヨのみなさんは、このような史実をしっかりと受け止め、あなたたち程度が貶められるほどの言葉でないと理解をし、少なくとも「日いづる国」の名称として、中国も認める「最も東の国」として存在する、幽玄なる太古の名称だということです。