僕が初めて自分で注射をした場所は左手の甲、皮下注射でした。
当時は炙りのみ、突きに興味はあるけどやり方もわからんし、血管に針なんか刺して血が止まらんかったらヤバイやん‥
て、思っていた…が
その当時の仕入れ先の人から
『シャブの記念にあげるわ(笑)』
そんなよくわからん理由で記念にオレペンを頂戴した。
僕は貧乏性…セコいので、頂いた注射器を捨てずにいた。
使う予定は無かった…試してみたい気持ちは…‥そら、ちょびっとありました(笑)
そんな折り、シャブ記念に注射器をプレゼントしてくれた人が、二泊三日の旅行に出かけた。
旅行から戻った日に2グラム四万円!!で卸してくれる約束をしていたので、ワクワクしながらその日を待っていた…。
ところが、その人が旅行先でパクられ…もとい拘留され、二泊三日の旅行は延長となった。
その話を聞いたとき僕の手元には0.1㌘無いくらいのシャブと、新品のオレペン…。
僅かなシャブを炙りで使っても、満足な効果を期待できない、次の仕入れは無くなった‥と『その時』は思った。
それと同時に、注射器を使う口実が生まれたと気づいてしまった(笑)
少ない量でも注射なら効果は強くなると何かで読んだ。
…でも血管は恐い。どこなら痛くなさそうか?
根性焼きは手の甲にしたなぁ…たいして痛みも無かったなぁ、とアホなことを思い出し火傷の痕に刺してみた。
痛かった(泣)
注入するともっと痛かった(笑)
つづきます。